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とある悪魔さんの最恐伝説(になるかも知れないお話)  作者: きすぎ あゆみ
悪魔さん、初めての召喚
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続きが書けましたので投稿しました。

 人族盗賊サイド


 今日襲った奴らは、たいして稼ぎにならなかった。近くの村の農家の若夫婦だろう。積み荷は乾燥した山菜と薬草と、畑で採れた野菜だけで金目の物はたいして持って無かった。

 まあ、嫁の方は楽しませて貰ったけどな。久しぶりの生身の女は良かったぜ!


 適当に有り合わせで作った飯を食いながら仲間達と馬鹿な話をしていると、森の中から変な奴が出て来た。

 1回目見た時には自分の目がおかしくなったのかと思ったから、もう1回見直したぜ。

 何が変って?

 そりゃあ、そいつは素っ裸なんだぜ!

 いくら何でも森の中で素っ裸はねぇだろ!


 俺は思わず飯の皿を奴に投げ付けたら、そいつは変な格好で受け止めたと思ったら、投げ返して来やがった。

 投げ返された皿のスピードが早くて避けられなくて、俺の顔面に直撃しやがった。鼻が痛いし、鼻血が出て顔が気持ち悪い。


「なんだ?」


 頭は立ち上がると俺が皿を投げた方を振り返りながら言った。そして頭も、その裸の男に気が付いた。この時は気にもしていなかったけど、奴には気配が無かった。気配に敏感なはずの頭も、奴の気配には気が付いていなかった。


「てめえ!」


「何しやがる!」


「何者だてめえ!」


「俺達が誰か知ってて、なめた真似しやがるのか?」


 盗賊達が下品な口調で口々に怒鳴る。しかし、怒鳴られた当人からは特に反応は無い。


「?」


 普通の一般人なら強面の盗賊達に凄まれたら、萎縮したりするのだが凄まれた本人が普通の存在では無いので…

 いや、実はいきなり怒鳴られたので言葉を理解する迄に時間がかかっているだけなのだが…


「何だ、なめた事しやがる割には、ビビって何も言えねえのか?」


「頭、こいつ素っ裸ですぜ!」


 盗賊の頭が凄んだ事で相手が萎縮したと思ったのか、盗賊達は少しずつ冷静さを取り戻し廻りの状況も見える様になってきた。


「しかも手ぶらか?」


「飯でも恵んで欲しいのか?」


「それともカマでも掘って欲しいのか?」


「「「「ギャハハハハハ」」」」


 俺達は盗賊だから獲物がいたら金目の物を頂戴するのが仕事なんだが、素っ裸なら身ぐるみ剥ごうにも剥ぐ物もねぇな!森の中で素っ裸とは頭がおかしいのか、変わった趣味の人間ぐらいだらう。


 そんな事を思いながら奴の顔を見ていたら、はて?どこかで見た事がある顔だなと気が付いた。何と無く素っ裸の男に会った事が有るような気がしたので、俺は聞いてみた。


「てめえ、俺とどこかで会った事があるか?」


「何言ってんだオメー?こんな変な趣味の知り合いが居るのか?」


 頭が直ぐに突っ込んで来たけど、何かが引っ掛かる。何か思い出せそうで思い出せない、もどかしさでモヤモヤする。


「いや、知り合いって言うよりか最近会った事が有るような無いような?」


「そんな事より、オメーのその面の落とし前をどう付けさせるんだ?」


「素っ裸で取る物も無いなら、殺っちまえー!」


 そう言えばそうだった、顔面が痛いし鼻血で気持ち悪い。口の中も血の生臭い味しかしない。取る物が無ければ命を取るみたいな感じで、他の奴らも殺る気になってるし。


「思い出せないけど、この面の落とし前は付けるぜ」


 俺はそう言って自分の剣を抜いて、素っ裸男に近付いて行った。


 


思い付きと勢いで書いています。

他作品と似た内容が有りましたらご容赦下さいませ。

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