目覚め
それから、二時間程ほど待ち…
…キュイーーーーン…ピピピピー…
「ッ!?」
一通りのことを終えて手持ち無沙汰になったので眠っているように浮かんでいるアンバーの様子を眺めていると、光の輪が溶けるように消えていきアンバーが立ち上がり、目を覚ます
「アンバー!!!」
「…ほえっ?あれ?サラさんどうして…あれ??お外が暗い???」
「どうしてじゃないわよ!!!帰ってきたらアンタは謎の光の輪に囲まれてるし二時間は待ったわよ!!!」
「え??二時間??!!!今が…夜だから…嘘!?昼から寝てたの僕??!!!」
目を覚ましたアンバーに話を聞けば、やはり謎の光の輪は身体検査用の物だったそうだ
「こんなに時間がかかるとは思わなかった…普段は神様達が起きるまで付きっきりで観ていてくれたからそんなに長い時間かからないんだな〜って思ってたし…」
「神様達はどれくらいで終わるかとか教えてくれてなかったの?」
「うん、聞いても、ウトウトしておれば直ぐに終わる…と、しか言ってなかったから…」
「…」
「サラさ、ん…迷惑かけてごめんなさい…」
「…え?」
「お家のこと、任されてたのに、お掃除も何も出来なかった…ごめんなさい…」
「…」
「…」
「ハァ…」
「…ッ!」
「…別に謝ることじゃないでしょ」
「…え?」
「忘れそうになるけど…アンタ一応重症なんでしょ?身体検査は必須のことよ、何よりも優先すべき事だわ」
「サラさん…」
「帰ってきた時はビックリしたけど…そういうことなら仕方ないし、次からは事前に教えておいてほしいわ」
「次…からって…僕は、まだここに居ていい…の?」
「何言ってんの?アンタはウチの家政夫でしょ?…ほら、身体検査の後だから疲れてるでしょ、ご飯食べて風呂入って早く寝なさい」
「サラさん…うん、ありがと、う!これからも家政夫兼恋のキューピットとして頑張るね!!!」
「まだ言ってるの?シバくわよ」
「女の子がシバくとか言わないで!??!!」
あの光の輪がアンバーや自分に危険のある物でないと分かった吉田サラはアンバーにそう声をかけて促すと肩の力を抜き、安堵する




