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ヨット高校新聞部!!  作者: 中田 春
ヨット高校新聞部!!
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プロローグ

地元リアルを舞台にしています。

青森県って、実は不思議がたくさんですよ~♪


※ちなみに、一戸いちのへ二戸にのへ三戸さんのへ、“  ”、五戸ごのへ六戸ろくのへ七戸しちのへ八戸はちのへ九戸くのへ

は実際に存在しますが、『四戸』だけはないんですよね。

 ふっしぎ~!!


 この物語は、そんな不思議な学校の怪談…

 きっかけは、僕らが手掛ける校内新聞。

 その左隅にぽっかりと空いたミニコーナー。



 それはどこの学校にもあるような、ただの噂話だった。


 

「発信者は貴方ですね」



 これを記事にするなど不可能だ。



「どうして、これほど手の込んだ真似をしたのです」



 何故なら、この話には実体がない。

 長身のその男は背を向けたまま、

「頼まれたからだよ」と淡々と言った。



「それは誰にですか」



 真実を追求する彼女の口調は鋭い。

 彼女の唇から発せられた力強い言葉は、

 僕の『魂』をいつも激しく震わせるのだ。



「まだ、“この先”があるとお思いですか」



 それを聞いた僕は例えようのない、

 得体の知れない恐怖を感じてしまった……。



 雪のように白い肌をほのかに色付かせ、

 美しい彼女は凛として問い質す。



「満足でしょうね。貴方の“仕掛けた壮大な謎”を解こうと、奔走する私たちを見て」



 男は、ゆっくりとこちらを振り向くと、(わら)った――




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