ガンつけられた、ktkr!
と、まあそんなこんなで旅立ちの日がやってきた。
略しすぎ?しらねぇよ、そんなの。だって話したらおれ泣くよ?
冗談抜きに俺泣くよ?号泣するよ?きもいよ?ヤバスよ?
わ、わかった、わかったからそんな危険なカッターなんて物は向けないでっ!
そうだな、あれは出発の三日前だった。
武器選びをしたのだ。もう知ってるからいい?
じゃあ飛ばすな。
二日前
そうだな、俺は四夜たちに別れを告げた。各自それぞれのパートナーと
旅立っていったからだ。つまり俺最後。悲しい人……。
そしてユサの力聞いて終わった。なんかすげーってことはわかった。
一日前
最後の準備。一応想像魔法の練習。
そして今日!
ついに旅立つのだっ!
……やくしすぎてさーせん。
まぁたいしたことはなかった。
じゃ説明すんなって?しろっていったのお前だr……すいません、嘘です。
俺が全部悪いです。……から鎌を振り回さないでっ!
ふう、最近危険な人が増えてきたようなきがするんだが。
まぁそれはおいて置いて。
出発にあたって皇女様にご挨拶をば。
「それでは行ってまいります、姫」
「え、……えぇ、ご活躍を期待しておりますわ。それでは」
……ドン引きされた。
気にしないもんね!全然哀しくなんかないんだからね!
「さて、娑仁。行くか。まずはギルドに登録じゃぞ、忘れるな」
「はーい」
さあ、俺の夢の舞台の始まりだ!
さて、ここは場所変わりましてギルドでーす。
道中に何かなかったのかって?特になしだぜ(キラッ
四夜たちもここで登録したらしい。さて、受付の人にお願いしに行くか。
「すいませ~ん、ギルド登録をおねがうおっ!?」
なんてことしやがる!言い切れなかったじゃねーか!
ていうか、そもそもの問題としてな・ぜ・に
受付が筋肉隆々強面の
お・と・こ(笑)
なんだよっ!ここまできたらテンプレって受付は美人のお姉さんだろ!
なに?俺ギルド来るたびにこんな強面のおっさん相手にしなきゃいけないわけ?!
「は~い、ギルド登録ね~ってどうしたの!?」
娑仁、は、泡を、吹いて、たお、れた。
生存、不可能、です。
「オカオカオカオカオカオカ……オ・カ・マか!」
「やっだぁ、超失礼。あたしこれでも女の子なのよ?ほら、胸もあるし」
嘘だーーっ!!こんなに筋肉粒々強面の女の子なんているかっ!!
俺の女の子に対する夢を壊しやがってこの野郎――――っ!!!!!
「うわあああああああんっ!!!」
俺の夢バイバイっ!俺はちょっくら外で車に引かれて二度目の人生をリタイアするよっ!!!
「まて、娑仁」
「ぐえっ」
何ですかユサちゃん、俺は今女の子に対する夢を壊され……?
「そうじゃんっ!受付のお姉さんなんていいじゃん!俺にはかわいい従者ぐえっごほごほとかわゆい精霊がついてるっ!こんないいところを捨てごへぇって死ぬなんてあほぐほっらしいにもほどがぐぽぉあるぜいやほぐほーっ!!」
俺復活だぜ!(キラッ
……まぁ、半分くらいは。それはそうと、言い切った俺ってすげー神ってると思うんだが。え?なんでかって?
「ぐえっごほごほ、ごへぇ!」
「娑仁……?今なんと言った……?」
ちょ、首、タンマッ!俺マジ死ぬ!リアルに死ぬ!
あ、意識が遠くなってきた。
「ぐほっ!……」
「あっ、娑仁?!」
さよなら、おかーさん、おとーさん、俺は超可愛い女の子に首を絞められて第二の人生を
「終えるかっ!!」
スパコーン!
……ってスリッパかっ!
「あのぉ、そろそろ登録したいのですが……」
「ふむ、とりあえず娑仁とユサのチームで登録を頼む」
えぇっ!?っていうかなんでルマいるの!?
「了解しました……って、え、なんでいるんですか!?ていうか誰ですか!?」
ツッコミ精神旺盛だな、受付。え?ちゃんはつけないのかって?……すまん、俺にはどうがんばってもあれを女の子として認識できないのだ!
「余計なことはよい、ほれ、さっさとやらんか」
「はひぃぃ」
そんなかわいらしい声上げたって俺は女の子として認識なんてしないんだからね!女の子は細腕がいいんだよ!絶対に!
「はうぅ、どうぞ、できましたぁ……。またのご利用をお待ちしておりますぅ」
お、これがギルドカードか。さすが俺(全国の厨二病患者ともいうが)の夢!輝いて見えるぜっ!
「てか、まぶしいぃぃぃ!?」
いや、俺の幻覚なんかじゃなくてリアルにガチで!
「ふん、そんなことも知らんのか」
後ろからガンつけてきたぁぁ!?
「てめぇ、いっぺんギルドのおきてを教えてやるよ!!」
ブンッ!
ってか建物の中で斧振り回すな!こわれんだろ、どあほ!
「ほう……?貴様、誰に向かって口をきいている……?」
ってえぇぇ、俺思ったこと口に出しちゃってた?!
って違うじゃん、起こってんのルマだし!
「ひへぇ、これはこれはなんともかわいらしい……」
おい、声震えてんぞこらぁ。外野で野次とばす連中に混じってます、娑仁です。いや、だってあの空気の中入っていく勇気なんて俺にはないよ?!ほら、俺って空気読める子だからさ(てへぺろ
「げへ、ちょっと遊んでやんよぉ!」
あ、死亡フラグ。
「びゅにょぉぉ!?」
なんちゅう悲鳴をあげとんじゃ、あのおっさんは。ぎゃああ、とかならまだしもびゅにょぉぉ!?ってなんだ、こら。
え?俺?野次飛ばしまくってますが何か?
「ふん……つまらん、娑仁、さっさと行くぞ!」
「そうだぞ、娑仁」
てかなんでユサまでそこにいるわけ!?あ、視線が突きささ(ry
「おい、てめえ、女に戦わせるたぁいい度胸してんじゃねぇか」
「あぁ!?ふるぼっこにしてやんぞ、こら」
「しねやおらぁ!」
あの、ところどころヤンキーみたいなせりふがまじってるんすけど。ま、とりあえず逃げよう。
「いやぁ、お騒がせしましたぁ」
「逃げんのか、ごらぁ!」
「けつまくってんじゃねぇぞ、三下が!」
なんか火つけちゃったみたいで。
「びゅにょぉぉぉ!!!」
あ、もちろん逃げますよ、全速力で。いくら俺が強いって言ってもこんな強面の男相手に戦っていられる自信ないですもん。……主に精神的な面で。
「お邪魔しましたびゅにょぉぉぉ!!」
さっきの斧の人のあげた叫びの意味がわかりました、うん、この言葉ってすっごく叫びやすいんだね。さっきはけなしてごめんね。
ま、何はともあれスタコラサッサ。ユサとルマ?心配なんかするわけないじゃないですか。きっと嬉々として俺狩りに参加してますよ、最前列で。
「なんでこんなことにぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
約一ヶ月ぶりの更新です。
もう一方の小説が少し浮かばなくなってしまったのでその息抜きに書きました。
うわぁ、ギルドの受付のお姉さんが強面筋肉ムキムキとかどんな怖ゲー。絵にはしたくない、けど書いてみたい気持ちが半々。
ちなみに車のルビはわざとです。
これからもだらだらと息抜き程度に書いていきます。
もし笑えたら感想などいただけると嬉しいです。