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変態、なにそれおいしいの?


「それではこれから従者を選んでいただきます。これからこの世界でずっと

ともにあるパートナーなので心して選んでください。なお、貴方方が選ばれる

従者はこちらで精鋭の者たちを選んでおります。後衛系と前衛系と二つのなかから

まず、お選びください」



「俺は後衛系がで!」


「じゃあ私は……」


「僕は……」




で、結局。俺、明、癒慰、御湖は後衛系、四夜、李瑛、瑠羅は前衛系を

従者につけることになった。……ていうかさっきから俺は誰にむかって説明してるんだ?


まあ今、俺は従者候補の後衛系のデータをみているところだ。


1、ニナ・フィーリング 二十七歳 女 魔法使い 闇、風以外 魔力9832 

2、クララ・スレナル 十三歳 女 銃使い 

3、レオ・ミグレル 十九歳 男 弓使い 一撃必殺型

4、モクナ・テニーナ 十七歳 女 弓使い 連射型

5、ケルス・ベルロース 二十二歳 男 魔法使い 風、光 魔力9999

6、サイナ・ジュラウ 三十四歳 女 魔法使い 全属性 魔力9999 ベテラン

7、ユサ・ミレーラ 十七歳 女 魔法使い 全属性 魔力9999 攻撃特化型


と、いうわけだ。まず3,5は除外。男だから。次、2,4除外。魔法使いじゃないから。

最後、1,6除外。俺より年上だから。つうわけで残りは7。7に決定!やほぅ!

だってぇ、女で魔法使いで全属性使えて魔力が9999で攻撃特化型。これで美人だったら

完璧!これって運命?うふふでへへぐふふにひひ……はっ!いけない。またしても

妄想が……にへっ。


「それでは星の勇者様からお選びください」


「じゃあ俺は7のユサ・ミレーラで」


「……そうですか。それでは」


あり?反応わるくない?もしかしてだめだった?まあいっか。


「それでは、どうぞ。ユサ、星の勇者様です」


「はい」


おっ?この声はなかなか美声で。ドアを開けると……


「はじめまして、星の勇者様。ユサ・ミレーラと申します。よろしくお願いいたします」


むっちゃ美人~~~~~~!!!!!!かわええ~!最高!ラブ!俺の判断は間違って

なかった!俺はこの世界で生きていくぜ!(おい


「あの、娑仁殿?貴方は前衛がお得意で?」


「一応剣道、合気道、柔道全部あわせて十段越えだけど?」


さらりと言う。だって元の世界でなんでかわかんないけど『へんたい』に襲われまっくったんだもん!そりゃ護身術の一つも覚えるよっ(泣)


「じゃあレイピアか短剣がいいですね。はやく武器庫に行きましょう」


なんだこの子、もしかしてツンデレかクーデレ?だったら俺の好み!アイラブツンデレ!

俺絶対この子を落としてみせる!魔族七本柱なんて知るか!俺はこの子をおとすためにがんばる!


「娑仁殿、レイピアと短剣とどっちがよろしいですか?」


「あーレイピアのほうがいいかも。っていうか敬語じゃなくていいよ。俺基本こういうしゃべり方だから」


「そうか?なら。というか娑仁は変わっているな、女なのに俺とは」


「!?」


「どうかしたか?」


どうかしたかだと?そりゃあ決まってるだろう……


「お、俺は……男だぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」


「はっ?えぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!」



俺は女じゃねえぇぇぇぇ!!!!!!!!マジで間違えられると地味に傷つくぅ!



「す、すまん、娑仁。髪が長いし美人だからてっきり女かと思っていた。……というか女より美人の男もどうかと思うがな」


「それってほめてるの?褒めてるの!?」


心の奥から叫ばしていただきます。


「……想像におまかせしよう」


「…………」


なに、この嫌な沈黙。げんきだしていこー。


「ま、まあとりあえず武器庫へむかおうか。話はそれからだ」


「……そうだな」



やばい、マジでこの子可愛いしツンデレ(かもしれない)だしいいけど……かなり天然毒舌だ。俺のガラスのハートがやばい!ほんのちょっと話しただけで俺のハートは、ずたずたさ!……これからやっていけるのかな、俺。

っていうかユサたん……!かわゆす。あれ?もしかして毒舌ってデレを隠すため?だったら俺……いやほ~い!俺復活!!ユサたん落とすぜがんばるぜ!


なに?がんばるところを間違えてる?いいのさ!俺はユサたんに会うためにここにきたんだからな!隣でユサたんがすっごい変な人を見るような目で見てても気にならないもんね!……うそです、結構きついです、痛いです。この死線。あっ間違えた……。でも実際視線っていうより死線だから!マジ怖いから!


「……娑仁、頼むから旅の途中私を襲うなよ?」


「……マジな顔で言わないでくれる?」


「お前の心の声が聞こえるようだ」


「ぎくっ!」


まさか魔法使いって心の声聞こえる感じですか?


「ぎくっ!って……言葉に出すなよそういうことは」


「ほっ……」


「?」


よかった、聞こえないみたい!だったらこれからも俺の妄想暴走決定さ!

なんたって俺は変態キングだからな!見た目女の中身変態妄想野郎ってよく言われてたからね!

……別に悲しくなんてないんだからね!心にグサッっとなんてこないんだからね!


「……はぁ。とりあえず武器庫に向かおう。じゃないと話が進まない」


「なんの話?」


「関係ない。早く行くぞ。さもないとぶん殴る」


えぇぇぇっ!?コンナコダッタッケ?


「怖っ!マジな顔で言わないでくれるかな?かなり怖いから」


「マジだからな」


「酷いっ!俺のガラスハートを壊す気?」


「ふっ……貴様のどこがガラスハートなんだ?」


「っ……泣かないもんね!全然悲しくなんてないもんね!」


「……きもいぞ」


「ガシャーン!……再起不能です」


「あほらしい。どうでもいいから早くしろ」


俺の渾身の大ボケを足蹴にしやがったぁ!!


ヤヴェエェェェェェェ!俺マジでこの旅の途中に仲間からの精神的なダメージで死ぬかも。だったら笑えないよ?異世界に召喚されるためにもとの世界で殺されて挙句の果てに異世界でも仲間からの精神的ダメージにより死亡なんて!


本気で不安だわ、この旅。



娑仁のキャラが安定しない……。


新キャラ登場!ちなみにツンデレではありません、今のところは。

毒舌です。


次も新キャラ登場です。ちなみに主人公はハーレムになりかけながらも周りの言動がひどすぎて(笑)気づけないです。


次回からはラノベネタがでる場合があります。そういったものが嫌いな方はご注意ください。


感想批評なんでもお待ちしております!

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