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バス SS

作者: 沖田 楽十

 寒空の下、私は平凡な毎日を送っていた。少女漫画の様な展開を期待しながら、バスに乗る。

 揺れる度に隣の人とぶつかって、どんな人物なのか気になって、顔を見上げた。けど、やっぱり現実なワケで、唯の中年オヤジだった。

 ショックを隠し切れず、ずーっと其のオヤジを見ていると、視線が気になったのか、私の方を見る。あ、目が合った…。


 吐き気を覚える程の気持ち悪さは来ず、唯視線が離せないでいた。心臓がドキドキして、体温が急上昇して、何が何だか分らない。

 オヤジはニヤッと笑い、私の手を取って何か持たせると、何処かのバス停で下りて行った。オヤジが居なくなった後に、手に入ってる何かが気になって、そっとてのひらを開く。


「……あ、飴」


 漫画の様な展開。掌に乗っていたのは、ケー番のメルアドが書き込まれた小さな紙で、そんな事を期待していた。だけど、現実は違って、私は彼に子供扱いされたのだ。

 悔しさからくるものからなのか、其れとも別の感情からなのかは、分らない。だけど、何故か泣きたい気持ちになった。唇を噛んで、我慢したけど…。

 あれから、一度も其のオヤジに会っていない。彼が何者だったのかは知らないけど、また何時か出会える気がする。そんな事を期待して、再び平凡な生活を送る私だった。











初出【2010年12月5日】


少女漫画みたいな展開を描きたいも、同時に現実リアルな感じにしたいなぁと思ってたら、こうなってた記憶があります。

若いです。




涙の理由【https://ncode.syosetu.com/n0838ie/】も若いが故の内容だと思います。


だから……もし、現在自分にパートナーがいたとして、キャバクラやホストに行く事を許せるのか?って話ですが、、、

私は、付き合いだとしても、嫉妬しまくると思うので許せる自信が…。。


頭では解ってるんです。自分に自信を付ければ良いだろう…って

でも、長い時間一緒にいる事で、マイナスな面も見られてる自分と、短い時間だからプラスな面しか見られてない相手だったら、後者の方が強いわけで…。。


奪う側って、余裕あるんですよね。もしターゲットをゲット出来なくても、次のターゲットを探せばイイから。

でも、恋人とか夫婦って関係性は、パートナーしか居ないわけだから、パートナーに自分以外の異性の影が!!!となったら、余裕を持つのは難しいだろうなあ、って…。。



で、此処って浮気されるかされないかの分岐点だと思ってまして、、


パートナーを信じたいケド、自信がなくて信じられない…そんな自分に嫌悪感という最悪な状態だと思うんです!

そうなると、自分の事信じてくれないんだね…となったパートナーが、実際に浮気する恐れだってある。


もし、此処で余裕を得れなくても……自分は嫉妬してるんだぞ!!!ってアピール出来ればイイわけで。



嫉妬は、恋愛に置いてはめちゃくちゃスパイスであり、同時に失敗したら悲しい未来の危険もある、リスクが高いもの。


其処で、男女別、男女共通で、可愛い嫉妬、許される嫉妬の範囲のハウツー本とかってあるのかなあ、と……切実に知りたい!!!!(´;ω;`)

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