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衝撃展開!?唐突の出会いで親しくなろう!

はじめての作品なので文章は粗大ゴミに出したほうが良いです。

リサイクルしましょう。

俺、藤宮累(ふじみやるい)は今幸せを感じています。

「大丈夫?ボーっとしてるみたいだけど、困りごと?」

少し不安そうに、優しく声をかけてくれたのは瀬戸夏菜(せとなつな)。俺たちの通う学校で二大天使と呼ばれる美少女。多少近寄りがたい雰囲気があるものでもう一人の天使よりかは人気は薄い。それでも爽やかなショートカットで薄めの赤色をした髪は健康的だ。実際陸上部だし身体も引き締まっている。密かに人気があるのは当然だろう。そんな、普段はツンケンとした態度をとり鋭い目をしている彼女とは思えないほどに柔らかい表情だった。

「どうかされましたか?膝枕、して差し上げましょうか?」

夏菜の声を聞き、またもこちらを心配そうに見つめながら、魅力的な提案をしてきたのは冬木栞(ふゆきしおり)。学校の二大天使の一人であり、そのお淑やかな仕草や優しげな声から男子からの人気がものすごい美少女。真っ白な髪。真っ白な肌。触ると消えてしまいそうなほど華奢で、それでいて出るところは出ているその身体は何とも言えない魅力がある。

「いや、何でもないよ。少し考え事してただけ。膝枕は…して欲しいな。」

せっかくの提案だ。男として受けるべきだろう。

「フフッ♪お任せください♡()()膝枕して差し上げます♡」

「あっ…!ちょっと!抜け駆けは無しでしょ!私にもやらせなさいよ!」

「...仕方ありません。では、ついでに耳かきをいたしましょう。左右で交代すれば文句はありませんね?」

「そ、そうね!それなら文句は言わないわ!さあ!は・や・く!やるわよ!」

え、マジ?二大天使のお二方に耳かきしてもらえんの?最高やん…!

これは、平凡な高校生の俺と学校でアイドル的存在である二人の美少女との日常の物語だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「藤宮ー。これからゲーセンいかね?」

とある日の放課後、友人の篠原徹(しのはらとおる)に声をかけられた。

「またかよ…。これで何日連続だ?さすがに飽きてきたぞ。」

「そんなこと言うなよー。お前も俺が居なけりゃボッチなんだからもっと大事にしてくれていいんだぜ?」

「うっ…。それもそうだな。いつもありがとよ。」

「は、はあ?なんだよ急に。気持ち悪いよ?」

「ただ感謝しただけだろ!そんなにボロクソに言うなって!もう、いいから行くぞ!」

「はいはい。わかりましたよーっと。」

ったくもう、もっと俺を丁重に扱えっての。

「にしても俺もびっくりしたぜ。まさか二大天使の一人瀬戸夏菜と幼馴染だなんてな。」

「それで男子から嫉妬されて友達ができないんだからむしろマイナス点になるだろ…。」

「だあれがマイナス点ですって!?」

あ、終わった。

「ひっ!」

「私だってあんたなんかと幼馴染になって人生マイナスからのスタートよ!文句を言われる筋合いはないわ!」

昔からこうだ。犬猿の仲、とまではいかないがそれなりに関係は悪い。

「そこまで言わなくても…。」

「とにかく!あんたは今まで通り目立たないこと!そのほうが私のためにもなるわ!」

「えぇ…。」

「それじゃ、またね!」

この理不尽感…。何か悪いことしたなら言ってくれればいいのに。

「…消えたな。マジで嵐みたいな女だなーお前の幼馴染。」

「それな。顔は可愛いくせに男に厳しすぎなんだよ。特に俺。」

「でもちゃっかりまたねって言ってたぞ。良かったな、また会えるみたいだ。」

「それは純粋に喜んでもいいのか…?」

「ありがたく思っとけば?お前にはもったいないがな!」

「俺ってそんな言うほどやべえやつなのか?めっちゃ心配になってきたぞ。」

「だってお前マジ陰キャみたいだもん。髪長すぎ、切ればいいのに。」

ほっとけっての。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「いやー楽しかったわー。」

「徹お前景品とりすぎ。クレーンゲームってそんな取れるもんだっけ。」

俺何も取れなかったのにぱっと見でかいの10個はあるぞ。

「ふっ。俺のことはクレーンマスターって呼んでくれてもいいんだぜ?」

「誰が呼ぶかよ!ダサすぎだろ!」

「えーいいと思ったのになあ。まぁ、とりあえずここで解散としますか。」

「俺は本屋に寄ってから帰るわ。じゃあな。」

「おう。また明日―。」

さて、確か近くに新しく本屋ができたはず。ラノベたくさん置いてあるといいけどなかったらなかった時だ。とりあえず行くだけ行ってみればいいだろう。

「お、あったあった。」

新しいくせに少し古めの店構えだな。本屋としては味があって結構好きだ。

「かなりラノベ置いてあるじゃん。最高かよ。」

さてお目当ての本はっと。

「あった!ちょっと前のラノベだからか前回行った店じゃ売ってなかったんだよな。ちょうど最後の一冊だしラッキーだ。」

「あっ…!最後の…」

「ん?」

可愛らしい声が響く。ちょうど自分の後ろからだった。振り返って声の主を見てみると、そこには学校の二大天使の一人である冬木栞が立っていた。

「うぇい!?!?!?」

「あ、ごめんなさい!驚かせてしまいましたか?」

「い、いえいえ!とんでもございません!どうかなされましたでしょうかぁ!?」

やべぇ…!俺天使と会話してるよ…!てか緊張しすぎて声裏返ったし恥ずかしい…!

「フフッ♪面白いお方ですね。そこまで緊張されなくても大丈夫ですよ。」

「は、はい。申し訳ないです。冬木さん。」

「貴方は確か…藤宮累さん、でしたよね?」

「そ、そうです。よく知っていましたね。」

「えぇ。私は全校生徒の名前と顔を覚えていますから。」

「それと、私のことは栞とお呼びください。敬語も必要ありませんよ。同学年なんですから。」

「そうです…!そ、そうだね。こんにちは。」

かわいい。ただひたすらにかわいい。何?敬語使いそうになったら泣きそうになってたんだけど。その状態で上目遣いとか…!言うこと聞くしかないじゃん!

「はいっ!こんにちは~♪」

あ~安らぎの時間だ~。って言ってる場合じゃないや。

「と、ところで栞はどうしてここに?さっき何か言ってたみたいだけど…」

「ああ、そうでした。私もそちらの本を買いに来まして…。」

「え、あ、このラノベを!?」

天使の冬木さんもラノベ読むんだ…。

「ええ。好きなんです。ブックカバーで隠れていますが学校でも私はライトノベルしか読んでいませんよ?」

そ、そうだったんだ。なんか嬉しい。共通の趣味とか最高かよ。ますます好きになりそう。」

「はうっ…!?そ、そんな直接言わないでくださいますかぁ…?恥ずかしいですぅ…。///」

「あ、ごめん!声に出てた!?はっず!」

やばい冬木さんずっとテレテレしてる…。かわいい。

「え、えーとこの本だっけ…?いいよ栞にあげる。」

「い、いいんですかぁ?でも、申し訳ないですぅ…。」

慣れてないのかスゲー照れてるけど可愛すぎて保護者みたいな気持ちになってくるな…。

「ぜ、全然いいよ!ほら、俺アニメのほう見たことあるから…。」

「このライトノベルはアニメもやられているのですか!?私知りませんでした…!アニメはあまり見ないもので…!」

あ、そうなんだ。ちょっと特殊に思えるけどそういう人もいるものなんだな。

「や、やっぱりアニメとライトノベルとではお話に違いがあったりするのでしょうか…?」

「う、うん。そうだね。異なる部分もあるにはあるよ。」

「やはりそうなのですね…!是非!教えていただけないでしょうか!」

「全然いいけどその原作のほうを読んでからにしたほうが良いとは思うんだけど…。」

「それもそうですね…。困りました。今すぐお聞きしたいところですのに…。」

「そうだ!連絡先を教えてください!そうすればいつでもお話をお聞きできます!」

ん?何か雲行きが怪しくなってきたぞ?

「え?で、でもいいの?そんな簡単に教えちゃって…。」

「いいんです!さあ交換しましょう!さあ!さあ!」

コーカン、コーカンとはしゃいでいる彼女を見ていると悪い人に引っかからないかが心配になってくるが、もちろん断れるはずもなく…。

「わかりました。交換しましょう。」

「わぁ…!ありがとうございます!」

「これで…、よし、っと。」

「では今夜、こちらの本を読み終わりましたらお電話差し上げますね。」

「あ、ああ分かった。楽しみに待ってるよ。」

「はいっ!私も楽しみです!それでは失礼しますね!」

こんな簡単に天使の連絡先をもらって良かったんだろうか。

今夜とか言ってたけどさすがに早くね?心の準備ガガガガガガ

「一旦落ち着こう…。落ち着いて家に帰ろう。そうだそれが良い。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

風呂に入ってご飯も食べて電話を待つ。だがなかなか連絡がこない。もしかして俺騙されてる?

「天使のことだから嘘ではないとは思うんだが…。それにしてもここまで待ち構えてる俺って気持ち悪いよな…。今なら徹が言っていたことがわかる気がするよ…。」

もう寝てしまおうか。電話が来ていたとしてもお詫びすれば何とか許してもらえるのでは?

「さすがに失礼か…。はぁ緊張で死んでしまいそうだぁ…!」

prrrrrrrr

「ホワァイ!?!?!?」

唐突の着信音!しっかりと冬木と表示されている!夢だけど!夢じゃなかった!

「も、もしもし!冬木さん!?」

「し・お・りですよ♪こんばんは!累さん!」

あ、もう死んでもいいや…


続きません。多分。

文才が欲しい。感想も欲しい。

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