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おまけ①「エトの相棒、グレイの能力とは!」

グレイ『われはすごいんだぞっ!』

 ☆グレイの魔術

 肉体が(ドラゴン)じゃないので、魔法は扱えないが魔術が使える。

 魔力量が少なく、出力量も少ないため、強力な魔術は扱えないが、代わりに繊細な魔力制御が可能。加えて、接触による微量な魔力吸収と銀色の本から引き出すことが可能なので、一応無尽蔵ではある。



 探知(ディテクション)

 周囲に微弱な魔力を放ち、反射と吸収率で地形及び生命体、更には魔力の微妙な残照まで把握できる。

 迷宮(ダンジョン)では壁が微弱な魔力を透過してしまうので、生命体の位置は把握できるが地形はわからない。

 魔力制御に優れているおかげで、半径200メートル以内を探知(ディテクション)出来、30メートル圏内であれば、正体を把握することも可能。

 エトに内容を共有することも出来るが、その場合エトは半径10メートルほどの内容しか共有できない。

 正直グレイの存在意義は殆ど探知(ディテクション)が使えることだけである。

 自身はマスコット的存在でもあると言い張っている。



 探知阻害(オブストラクトディテクション)

 物体や生物に魔力を纏わせ、探知(ディテクション)による知覚をできなくする。



 認識阻害(オブストラクトパーセプション)

 物体や生物に魔力を纏わせ、視認されても、そこにあることを知覚できなくする。探知阻害(オブストラクトディテクション)とは違い、継続的に魔力を消費する。

 出力が弱いので局所的な探知(ディテクション)により、強く魔力をぶつけられるとバレる。



 鑑定(インデックス)

 一応使えるが、鑑定したものに関する知識が大抵の場合は無いので、あんまり意味がない。

 食べ物を鑑定すれば、味がわかり、おいしいかどうかわかる。

 けど表現が曖昧で、「にがそう」「あまそう」「からそう」「すっぱそう」「おいしそう」「まずそう」みたいな感じになる。

 その辺の草を鑑定しても、おいしいかどうかしかわからない。

 明らかに食べ物でないものでも見た目の感想とおいしさの情報が出てくる。

 おまけに説明が要領を得ない。ただの役立たず。

 もちろんエトと共有できるが、情報量が少ないため全部共有できるものの内容が微妙なので意味がない。

 ごはんを食べる時ぐらいにしか頼らない。てか言わなくても食べ物を目の前にしただけで勝手に情報が流れてくる。




 ☆グレイの物理的戦闘能力

 「たいあたり(威力なし)」「かじる(ちょっと痛い)」「じたばた(威力なし)」「はねる(紐で縛られた状態で使用可)」「そらをとぶ(人は乗せられない)」「あばれる(こんらん状態になる割にダメージはない)」「すてみタックル(エトがぶん投げる)」

 唯一すてみタックルだけが有用。意外に角が硬いので相手にそれなりにダメージを与える。

 但し、命を懸けて突進するので、自身(グレイ)もダメージを受ける。

 そして「きぜつ状態」になる。

 無慈悲。

はい。元ネタはポケモンです。

ちなみに「かじる」はポケモンカード限定のわざです。

だいたいダメージは10かあるいは20ですが、グレイの場合は5ぐらいですかね。

そしてすてみタックル。

「いのちを かけて あいてに とっしんして こうげきする。じぶんも かなり ダメージを うける。」

まんまですね。

でもグレイは丈夫なので大丈夫です。


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