とある世界ができたお話
この話は、うち出そうかと思ってる異世界もの小説の世界ができたお話です。
むかしむかし、あるところに
たくさんの創造主様がいました。
創造主様のお仕事は、世界をつくり、見守ること。
そんな創造主様の中に、まだ世界を作っていない一人の創造主様がいました。
「いったいどんな世界を作ったらいいのだろう?」
うーん、うーん、と悩んだ創造主様。
悩んだ創造主様はひらめきました。
「そうだ!みんなにどんな世界を作ったのか聞いてみよう!」
まず一人目の創造主様に聞きました。
「ねーねー、キミはどんな世界を作ったんだい?」
創造主様①「ワタシは、いろんな島に大きさや耳の長さや色が違う生き物が住んでいる素敵な世界よ!」
創造主様「そうかい、それは素敵だね!」
次の創造主様に聞きました。
「ねーねー、キミはどんな世界を作ったんだい?」
創造主様②「アタイは、耳やツノ、ウロコやキバがある生き物が住んでいるかわいい世界さ!」
創造主様「そうかい、それはかわいいね!」
さらに次の創造主様に聞きました。
「ねーねー、キミはどんな世界を作ったんだい?」
創造主様③「オイラは火や水、いろんな魔法が使える楽しそうな世界だ!」
創造主様「そうかい、それは楽しそうだね!」
そして次の創造主様に聞きました。
「ねーねー、キミはどんな世界を作ったんだい?」
創造主様④「オレはしっぽやはねを生やした、色んな大きさがいる強くてかっこいい世界さ!」
創造主様「そうかい、それはかっこいいね!」
たくさんの世界を聞いて、創造主様は悩みました。
どれもこれも素敵な世界。
うーん、うーん。
ひらめきました!
「そうだ!みんなの世界を一つにすれば、もっと素敵でかわいくて楽しくてかっこいい世界になるはずだよね!」
創造主様はこねこね、こねこね…
「じゃーん!出来たー!」
生まれて間もない世界に、生き物たちは仲良く暮らしていました。
「仲良くしてる!嬉しいな!」
嬉しくなった創造主様は、さらにひらめきました。
「そうだ!生き物たちに贈り物をあげよう!」
創造主様は棚から贈り物をたくさん取り出し、生き物たちに与えました。
「いろんな生き物がいるから、すぐに使えるようにしてあげようね」
生き物たちは贈り物を受け取ると、ちょっと驚きながらも、すぐに使えるようになり
生き物たちは喜び、楽しそうに遊びました。
けれど、贈り物をあげすぎると、ちょっとした争いが起きてしまうこともあります。
「あれれ?喧嘩してる…」
「でも、いろんな生き物がいるから、仕方がないよね…」
創造主様はしょんぼり。
そのとき、創造主様はそっと何かを落としました。
それは小さな魔法の粒。
生き物のそばでふわっと光り、そっと寄ります。
生き物たちは驚きましたが、怖がりません。
魔法の粒は、ただそばにいるだけ。
不思議なことに、魔法の粉がそばにいるだけで
生き物は少し落ち着き、気持ちが和らぎます。
こうして世界には、小さな温もりのようなものが生まれ
少しずつ、互いの存在を意識しながら、世界は静かに育まれていきました。
創造主様はほっと一息。
「生き物たちが落ち着いてくれてよかった」
創造主様は少しだけ反省して、今度はそっと、静かに見守ることにしました。
そして、今日も世界を静かに見守るのでした。
「さてさて、次はどんなことが起こるかな?」
数多くの作品から目に留めていただき、ありがとうございます。




