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紅蓮の炎  作者: 深水拓海
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第六話 敵の群衆

突如として敵の群衆がグレンの止まっている小屋に群がっていた。

「おいおいおどれら皆殺しにしちゃおか!?」

「たった3人で俺たちに勝てると思うなよアホどもが!」「ヒャハハハ!女はなぶり殺しに限るぜ!」

シャイターン杯のおぞましい熱気にグレンは飽々としていた。

「こんな奴らのお守りをするとはな・・・私はベビーシッターじゃあるまいし、早いとこさっさと終わらせて消し炭にしたほうがいいかな。」

グレンはテロリストたちの前に現れて、素手でテロリスト達を相手にした。その合間にルナールとケビンはホテルに泊まっている人たちを非難させていい早く二人は屋根裏にてシャイターン達を射殺する準備をした。重機関銃で見えないように待ち構えて射殺していた。

ドドドドド・・・!! 「うわぁ!」

ケビンとルナールはホテルの見えない所から機関銃を使ってシャイターンを蜂の巣にした二人は二手に分かれて機関銃を発砲した。ルナールは集団でいるシャイターンを射殺そしてケビンは単独で怪しい行動をしているシャイターンを射殺した。もしこの二人が集団でいるシャイターンを射殺してばかりいたら単独で怪しげな行動をしているシャイターンに隙をつかれて殺されてしまうのを防ぐためあえて殺害素人のルナールがゲーム感覚で集団行動をしているシャイターンを殺してその好きに元シャイターンのケビンが色々な拳銃を使って狙撃手や単独行動に斥候、重火器を使う奴を特に狙ってピストルやマシンガンライフルといった銃で対抗していた。

「キリがありません!いくらなんでも3000人は多すぎます!」

「奴らも本気なようだな。なにしろシャイターンスペイン支部はこういった攻城戦を得意とする奴らだからな。少しでも気を抜くと・・・」

ドン! 突如として精鋭部隊が扉をこじ開けた。

「潜入成功!」

「よし!このまま奴らを見つけ次第に殺せ!あの女は仲間だろうがお構いなく殺すクソ野郎だからな!」

ケビンとルナールが前の方だけを攻撃している合間にシャイターンの精鋭部隊が潜入していた。

「まずいですよ!このままじゃ本当に殺されてしまいます!」

慌てるルナール

「落ち着けルナール、こういったときこそ冷静な判断で敵を殺すことをまず第一に最優先しろ。一瞬の気の取り乱しが命取りにならないようにここは俺に任せろ!お前は前の方を頼んだぞ!」

ケビンはたった一人で潜入したシャイターンを殺しに行った。

「わかりました。」

そしてルナールは前方にいるシャイターンを射殺しようとするもグレンによって殺されるのを指を咥えて見てるだけだった。

「こんな人がたった3000人のシャイターンを相手に殺しまくっているなんて想像もできない。」

それもそのはずグレンは素手だけでシャイターンをテロリスト達をなぶり殺しにしていたのであった。

「くそ!なんだこの女!たった一人それも素手で俺たちを殺そうとするなど馬鹿げてるぜ!」

「まぁそのうち疲れ果ててへとへとになるのがオチだろうによ!」

しかしグレンは3000人のシャイターンへにも平気な顔で殺しまくった。それもそのはずグレンは死人なのでスタミナという概念は全くなくそして3000人いた兵士がたったの300人にまで減ってしまったのだった。

「なんで奴はあんなに強いんだ!?」

「それより俺たちあの機関銃の餌食になってしまわねぇか?」

「何だよだったら潜入部隊に裏切り者のケビンを殺せといったのは・・・!」

「待て待て待て・・・とりあえず俺がそのケビンを殺しに行こう・・・」

怖気付くシャイターン兵達だったがただ1人それを狂気に満ちたゲームと考えるものがいた。

「なんだよ!俺を楽しませる女がいたとはな!!これは久しぶりにやりがいがあるってもんだ!」

彼の名はワイルド・マイル。極悪猟奇殺人者でシャイターンのスペイン支部支部長でもある。その独特な体は生きた人間の顔の皮を剥いでそれを自分の体に移植しているからさらに恐ろしい。

「ワイルド・マイルさんしかし我々ではあの女には・・・」

「まぁ落ち着けお前ら・・・俺がケビンという裏切り者のクソガキを捉えて人質にとれば平気さ・・・」

「ですがしかし!」

「俺はあの女の噂を知っている、確か仲間を殺すほど冷酷非情な女だとな。任せておけ、お前らの代わりはいくらでもいるからな。」

「それなら我々も。」

「余計なことはするなよ!?俺は俺一人で解決する。それにあの小娘なかなか殺人のスキルがあるじゃないか・・・俺の見たところ奴は銃を持ってまだ2日程度のど素人にしてはいいじゃないか。戦闘経験が浅い奴ほど動揺する奴はいる。」

そういってワイルド・マイルはグレンがシャイターン兵を殺している合間に自分はケビンを捉えるためにホテルの内側からグレンに気づかれないように潜入した。

その頃ケビンは精鋭部隊を相手にたった一人で戦った。

「このやろう!」

精鋭部隊の一人が殺傷力の高いナイフで一突きしようと刺すとケビンはそれを避けて精鋭部隊の首に朝食に使ったスプーンの先端を刺して殺した。

「あ・・が・・・!」

残りは3人そしてルナールもシャイターンの有能なスナイパーに命を狙われている。

ドン!

「厄介です・・・!あのスナイパーをなんとかしなければならないのに、今まで戦ったスナイパーの中ではこのスナイパーはケビンの言った通りに凄腕で妥協も一切ない。でも落ち着いていればチャンスは訪れる。」

そして気配を感じたルナールは小型のライフル銃で対抗しスナイパーは見えづらい小さなマンションのあたりで待ち構えていた。

「敵からの距離は約30m近くそして風もやや強い。この状況を打破するには自然に身を任せて射殺するしか方法はない。」

ルナールは身を構えて攻撃しようとするも突如敵の攻撃を喰らったが・・・

「うっ・・・・!!あれ?私は無事。なんで?」

自分に何があったからわからないルナールであったが動揺はせず風の風速を計算した。

「この風の風速は5.6mくらい。だったら端っこを狙えばいいだけ!」

そしてルナールはスナイパーのある小さなマンションの極々小さな隙間に向けずあえて外すようにちょっとそれた。

そしてその銃弾がスナイパーの脳天に直撃した。

そしてケビンも3人の精鋭相手に苦戦するも圧倒していた。

しかしその3人の精鋭も見ず知らずの悍ましい男によって音沙汰もなく殺されてしまった。

「だれだ!?はっ!お前は・・・ワイルド・マイル・・・!!」

突如現れた男の名はワイルド・マイル。シャイターンスペイン支部兼特攻隊長を務めている。

「悪いがそこの僕・・・ちょっと俺に付き合ってくれないか?」

そしてケビンは怯えたまま身動きができずにワイルド・マイルに抱き抱えられたままグレンの前に現れた。

「お取り込み中失礼申し上げますグレン様!お前の友達のケビンと言うお坊ちゃんを人質に取っておりますのでね・・・!」

ワイルド・マイルは卑劣にもケビンを人質に取った。

「グレンさんごめん!俺人質になっちゃった!」

ケビンはグレンに謝罪したがグレンはケビンのことなどどうでもよく最後の一人を素手で殺していたところだった。

「こいつはスペインでは大暴れしたワイルド・マイルという男はお前だな・・・随分と悪名高い奴がシャイターンに入ってものだな。」

「へへっ、ありがとうグレン、俺は殺戮が大好きなんだまるで肉だけしか無いビュッフェのようにな!」

その様子を見て驚愕したルナールは動揺を隠せなかった!

「ケビンどうして・・・!」

声をかけようとするもグレンのテレパシーで止められた。

「やめとけルナール、これはケビンの責任だ。それにワイルド・マイルは悪名高いシャイターンの狂人だお前如きが敵う相手では無い。」

「それでもケビンを助けなきゃいけないんです!私の作戦があれば!」

「作戦?」

ルナールはケビンを助けたい思いでグレンにある作戦を提案する。

「グレンさんはワイルド・マイルをケビンから離してそのうちに私がワイルド・マイルを殺そうと思います。」

「本当に勝算はあるのか?」

グレンはルナールの案に疑問を浮かべるも・・・

「私ならやれます。ケビンを助けるためにも!」

「なるほど・・・お前の作戦とことん乗ってやろう。そしてワイルド・マイルはお前が仕留めろ!」

「はい!」

そしてグレンとルナールはケビンの救出に向かうのであった。 続く

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