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紅蓮の炎  作者: 深水拓海
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第三十五話 頭脳戦

「ルナール!俺にいいアイディアがある。俺についていけばこいつらをギャフンと言わせられる。」

と神風丸のアドバイスを鵜呑みしたルナールは・・・

「ったく!あいつらどこへ消えやがったんだ!?」

ウィリー・リファインが血眼で探し回っていると・・・

ガサっ!

「誰だ!?」

ウィリーが振り向くと確かに物音はしたが人影もなかった。

「なんなんだよ今のは!?」

ウィリーは疑問に感じたがそこにはルナールがウィリーに気が付かれないように囮になっていった。

「はぁ、結局神風丸さんのいいようにされてしまいました。」

ルナールはイヤイヤながらもウィリーを惑わした。

一方安全第一な神風丸はルナールが囮になっている合間彼は地下水道行き、ダイナマイトで地下を爆破させるというとっておきの任務を実行している真っ最中だった。

「クックックっ!まさかこいつを実装するとはあいつにバレずによかった!流石にこれを知っていたらルナールはかなり激怒したと思うぜ。」

神風丸が手に持っているのは小さなどんぐりのような爆弾であった。銀色で破壊力抜群の優れものである。

「こいつは闇マーケットで違法に売買されている破壊力がとても大きい爆弾。何せ非合法に作られた小型核兵器だからな。」

そう神風丸が手にしたものとは某国の闇マーケットで非合法に売られている小型の核兵器だった。こんなもの世にしれたら大変な騒ぎになるくらいやばい代物である。

「こんなのあいつが知っていたらさぞかし怒っていただろうな・・・」

神風丸は思った。もしこの兵器をルナールに話そうものならとりわけ彼女の逆鱗に触れるのであろうと。


「なんなんですかこれは!?」

「こいつは非合法に開発された小型の核兵器だ。威力はそこそこあるがウィリーを引き寄せるのにも安心!」

「バカじゃないですかあなたは!!」

「ぎゃふーん!」

「そんなもの使ったら第三次世界大戦が勃発するじゃないですか!!このことをグレンさんにたくりますからね!」

「ま、待ってくれよー!そんなことをしたらせっかくの作戦が台無しになっちまうよー!」


「と、思うはず。ルナールから圧倒的クレームが来て猛反対されるだろうな・・・」

神風丸はそう思いながらぼーっとしていた。

「そうなる前にあいつには普通のダイナマイトと嘘を言った。」


「これはなんなんですか?」

「これはただの最新鋭の安全なダイナマイトだ。地盤を少し崩すだけと力は持っていると思えルナールくん。」

「は、はぁ・・・・」


「あそこで核兵器と言おうものならあの女が何やらかすか心配だな。ま、囮にしたらしたらでいいか!」

そう言っているうちにルナールはウィリーにバレて逃げている最中であった。

「うわあああああああ!!!」

「またやがれこの野郎!」

ルナールはスーパーに隠れていた所ウィリーにバレて全力で逃げていた。

「神風丸さんまだですかー!!?」

ルナールは月の最速ブーツで逃げているがあまりにスピードがすごい為スタミナも相当減らされるし何よりウィリーはその最速ブーツよりも素早くルナールに追いつくほどのスピードを持っていたのだった。

「とうとう追いつくぞ小娘!」

「うわぁぁぁぁー!もうだめだー!」

そしてルナールはロケットスタンプで一気にジャンプしてウィリーとの差を開いた。

ビョイーン!

「たった一歩でこれほど差を開くとはな。だがそれにな相当体力が必要だが。」

それもそのとおりルナールはさっきの一歩で相当体力を切らしていたのだった。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・くそ!もう体力が底を尽きてしまった。こうなったら月の壁で・・・」

ルナールは月の壁を作るも・・・

ぐにゃり

「くそっ!さっきので体力を大きく減らしてしまった!これじゃああいつにやられちゃう!」

そのルナールを颯爽と追いかけるウィリー!

「お前を見つけたぞルナール!このまま轢き殺してやる!」

そしてルナールは諦めたかのごとくそのまま仁王立ちした。

「一か八か経っていることで呼吸を正常化させ残った力で粘着爆弾を生成して奴の体にくっつければウィリーを確実に殺せるはず!」

ルナールは最後の賭けに出た。近づいたウィリーを避けてその隙に月の力で生成した粘着爆弾をつけて爆破させようとした。

「どうやら諦めたようだな!観念しろ小娘!」

ルナールがこの賭けに命を賭けようとしたその時!

ゴロゴロゴロ・・・!!

「ん?なんだ?」

「え?何!?」

2人が不穏な地ならしに気づいたその瞬間!

ドッカーン!!

「いきなり地下でデケェ爆発が!!?」

「うわぁぁぁぁ!!」

神風丸の設置した小型の核兵器が地下水道から爆発してウィリーとルナールを吹き飛ばした。

「これ威力ありすぎるー!」

そう言っている合間にウィリーは気を失って空の彼方へ吹き飛ばされた。

「私の思う通りにウィリーはまだ生きている!ここは私が!」

ボオオオオオオ!

「うわっちゃぁぁぁぁ!!」

ルナールが月の炎で爆発に巻き込まれて瀕死になっているウィリーに追い打ちをかけるかのように月の炎で焼き殺した。

「この感じ・・・まさか、あの人私に嘘をついてダイナマイトと偽って小型の核兵器を使っていたんですね!」

ルナールは神風丸が嘘をついて核兵器を使ったことに対して腹が立っていた。

「どうだいルナール!俺が持ってきたダイナマイトの威力は!」

神風丸は何気ない笑顔を振り向くもルナールにとっては不快な顔だった。

「あなたはねぇ!いくらなんでも威力が大きすぎると思ったら核兵器を使っていたんですね!そんなものを作る自分を今すぐ恥じるべきです!」

「いやいや俺は悪気はあってやったことじゃない!冗談も大概に・・・」

ギロッ!

ルナールは神風丸を睨み殺すかのような目で見下しながら睨んでいた。

「すいません、使ってしまいました。」

神風丸が謝るもルナールは嘘をついたことに腹が立って神風丸に心を閉ざして知らんぷりした。

「わ、悪かったって・・・さっきのはたまたまつい。」

知らんぷりするルナールを説得しようとする神風丸だが突如として異様な空気がした。

「なんなんだこの殺気だった重圧感は・・・!」

神風丸が振り向くと機械生命体ヘボヨにバースデープレゼン、炎の精霊サラマンダーに鏡の魔術師ドレスカッター溶岩魔獣マルクス深海の捕食者ラブカスウィリアム・バーゼインそしてウィンドウの弟子ブレイザーがルナール達を襲いかかった!

「やばいやばい逃げるぞ!」

「あ、ちょ、ちょっと!」

神風丸はルナールを背負って地下水道へ逃げていった!

「あいつら地下に潜り込むぞ!捕まえろ!」

ブレイザー達はルナールと神風丸を追って地下水道に入った。果たして彼らは一体どうなるのか!? 続く

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