表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紅蓮の炎  作者: 深水拓海
33/36

第三十三話 サンダーボルト

「もうダメかも!」

ルナールがウィリー・リファイン達に追い詰められそうになった時神風丸が万が一の時に使う電気兵器を使った。

「おいルナール!伏せていろ!」

そうすると神風丸は電気兵器を使いウィリー達を電撃で攻撃した。

ビリビリビリビリ!

「ぎゃあああああああ!」

電撃によって3人は感電した。この電気兵器は神風丸がもしものために作られた電気兵器で行った大きめのビー玉みたいな透明な玉であるが実は中身は精密な機械でできており電気を流して感電させるというシステムでリモコンは二つもあり一つは神風丸がそしてもう一つはルナールが持ってある。

「どうだいウィリー、これでお前はまだ反省点有りだということが判明したようだな。」

ウィリーはそれでも笑みを消さなかった。

「残念だが我々3人は電気に対して耐性を持つように改造を施しているわけだ。いくらお前の電撃が攻撃が有力とはいえこの体制の前では全くの無力だ!」

流石に神風丸も諦めた感じが出てきたが・・・

「無力か・・・あんたは全く正しいことを言ってくれたよ。」

「何がか!?簡単に諦めることか?」

ウィリーが神風丸を追い詰める。

「違うよでかいの、俺の力じゃお前らを倒せないがこいつとなら・・・ルナール!今だ!」

「了解!」

バリバリバリバリ! 突如として電気兵器の電気に加えルナールの月の雷を足してウィリー達の電撃耐性をものともしない超強力な電撃にウィリー達も耐えきれずに足をついた。

「くそ!我々がこんな急に出てきた小娘にやられるなんて!」

「それはどうでしょうか?」

「!?」

「私はあなた達を許すわけにはいきませんしこの邪悪に満ちたハリウッドを叩き直すためにも歯を食いしばってください!」

ルナールが拳をウィリーめがけて殴り込む!

「は?ちょちょちょ待って・・・!!」

ボッコーン!

「ウワゥ・・・!!」

ルナールの月の雷を込めた拳はウィリーの体を感電させて肉を焼くように黒焦げにした。

「なんて奴だ・・・」

「こんな奴らに我らは倒せると思うのか!?」

「おいおいよそ見すんなよ2人とも!」

!!?

バッコーン! 神風丸は黒井をハンマーでぶん殴りそれを連続コンボをするように黒井の頭が原型を止めるどころか首そのものがなくなるくらいに殴り飛ばした。

「黒井!!ひっ!」

そしてルナールもスカイマンめがけて首に鎖を巻きつけて電撃攻撃を加える。

「あばばばばばばばばば!!」

ルナールは非情にもエミリア・アンヌに加担したスカイマンも決して許すことなく殺した。それほどまでに彼女の怒りは凄まじいものであった。

「ふぅ・・・これで3人とも生き絶えましたね。」

「ああ、だがウィリーはそう簡単死ぬような奴じゃないからあんな攻撃くらいで死ぬような奴じゃないからな。」

あれだけの攻撃をしても全く死なないウィリーはすぐに剥くっと起きて彼らの前に立ちはだかる!

「俺を簡単に殺せると思うなよ!今度ばかりは絶対許さんからな!」

ウィリーは堪忍袋の尾が切れて怒りの頂点に達していた。

「これはまずいですよ神風丸さん・・・」

気まずい状況になったルナール。

「だな、流石にこれは・・・逃げるしかない!」

「ええ〜〜!?」

そして2人は怒り来るウィリーに対してネズミのように逃げ回ることを専念した。

「待てこらー!」

怒るウィリーにただ逃げ回るだけの2人。

「どうすればいいんですか神風丸さん!いつかこのままスタミナ切れで追いつかれますよ!」

「確かにスタミナ切らして奴に捕まえられたらタダじゃ済まないからな。だが俺はいい隠れ場所がある!」

神風丸が店を出てハリウッドの外へ避難して向かった先はすでに閉店して人っこ1人いないスーパーマーケットに目をつけた。

「俺たちはスーパーマーケットへ向かう!そして俺にいい作戦その2があるから安心しろ!」

「そんなことより前よりも敵増えていません!?」

神風丸が後ろを振り向くと溶岩魔獣のマルクス、鏡の魔術師ドレスカッター、邪悪な狼男のウィリアム・バーゼインを含んだ4人に一斉に狙われていたのであった。

「何〜!?こりゃ俺でも倒せっこないぞ!」

神風丸もの相手ばかりは降参するしかなかった。

「神風丸さん!あそこに人の気配のないスーパーがありますよ!」

そこには閉店したスーパーマーケットがあった。2人にとっては今にもトイレに行きたいのどこにもトイレがない所にやっとの思いで見つけたトイレで用を足すような安心感を得た。

「ルナール奴らに気づかれないようにスーパーに入るんだぞ!」

「はい!」

そして2人はスーパーに隠れた。果たして2人の運命はいかに!? 続く

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ