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紅蓮の炎  作者: 深水拓海
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第三十二話 ウィリー・リファイン

「やってしまいなさい!ウィリー!」

「あいよ、姐さん!」

ドシィン!

「厄介な相手もいるもんだな!こいつは相当骨が折れるぞ!」

神風丸が冷や汗をかくほどに恐れているウィリー・リファインはこの時のために改造手術を受けた為前よりもパワーアップをしていたのだった。

「馬鹿な奴だ・・・お前があの時殺しておけばこんなことにはならなかったな。」

グレンが神風丸を皮肉った。

「わかっているよ!こいつったら連続攻撃が激しいんだ!」

シュイン!シュイン!

「オラオラ!お前逃げているばかりじゃねぇか!」

ウィリー・リファインが車輪型の光線を放ち神風丸はかまいたちにあったかのように切り傷でいっぱいだった。

「うわぁ!全く、こいつ悪魔の力でめちゃくちゃ強く練っているじゃねぇか!」

「神風丸さん!」

ルナールに心配される神風丸であったがだがしかし神風丸も男、かつて戦った相手にいいようにされるようではない!

「心配させて悪かったなルナール!男の意地をお前に見せてやる!」

神風丸はかつてウィリー・リファインには弱点があることを思い出し極度のエビアレルギーであることを思い出したかつてウィリーは日本の料理店で海老の天ぷらを食べて痙攣を起こして身動きできずに生死を彷徨った。そのことを思い出した神風丸は今はないエビを買い出しに行くことにした。

「おいルナール!エミリア・アンヌはグレンに任せて俺たちはウィリー・リファインを倒そう!」

神風丸はルナールに一緒に戦うことを言った。

「でも私はエミリア・アンヌを殺さなきゃいけないんです邪魔はしないで!」

ルナールは自分の戦いに水を刺さないでほしいと言ったが・・・

「お前の気持ちはすごくわかるが俺はウィリーの弱点をよく知っている。お前・・・エビアレルギーだろ?」

その言葉にウィリー・リファインは怒りが込み上がった。

「ふざけんなよお前・・・俺が一番気にしていることを良くもべらべらしゃべりやがっておしゃべり虫が!」

ウィリー・リファインがビーム車輪で神風丸を切り刻もうとするも神風丸はものすごいスピードで避けながらウィリーに近づいた。

「どうしたどうした?お前はそんなにノロマになったのか?」

神風丸はウィリー・リファインをおちょくりながらワンツーパンチを喰らわせた。

バンバン!

「うぐぉ!なんてな。」

「は!?」

神風丸の攻撃はウィリーには全く通用しなかった。

「俺はこの時のために体を改造したのさ!いいか神風丸、人は自ら反省点を見つけることで自らを悔い改めそれを糧にさらに強くなる!お前がどれだけ生きていようと反省点を見つけないかがり俺には勝てないのだ!」

神風丸がなぜ若い体のまま長生きしているのか知らないがウィリーは神風丸を殺すように一発殴ろうとしたがその時・・・

「神風丸さん伏せてください!」

ゴロゴロゴロドーン!

「あぎゃぎゃぎゃぎゃ!」

ウィリー・リファインは突如月の雷に打たれ気絶しかけた。

「大丈夫ですか?神風丸さん!」

ルナールが月の雷でウィリーを倒した。

「油断するなよルナール!こいつは相当タフな奴だからそれっぽちの雷で怯むような男じゃないからな!」

そうするとウィリーは何もなかったかのようにむくむく起き上がりルナールに襲い掛かろうとした。

「この野郎・・・俺をここまで恥をかかせたことを本当に公開させてやるぞ小娘!」

ピューイ!

ウィリーは仲間を呼んだ。悪魔の侍黒井斬蔵そして大人気スーパーヒーローロボスカイマンがルナールたちに立ちはだかる。

「お呼びですかなウィリー殿。」

「お前がハリウッドを滅茶苦茶にしているクソ野郎共だな。悪はこの世から消え去るべきだ!」

2人はウィリーの知り合いでこの時の為に読んでいたのだ。

「しまった!この人たちに囲まれたら最後・・・」

ルナールはウィリーたちに囲まれてしまった。

「さてどう料理しようか、お嬢ちゃん。」

ウィリーに追い詰められるルナールであったが神風丸はその好きに奇襲を仕掛ける作戦に出た。

「待ってろルナール。今お前を助け出してやるからな。」

神風丸は手に持った秘密兵器を手にルナールを助け出せるのか? 続く

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