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第十七話 あれから・・・
先頭に立ったケビンはサマンサを説得した。
「おい姉貴!いい加減にしろ!無関係な人間を殺すなんて俺の姉貴はそんなことはしねぇ!謝るなら俺が悪かった!俺のせいであんたは狂ってしまったんだ!俺がけじめをつけなければいけないんだ!」
「哀れな男だ・・・忌まわしき弟よ、私に手でなぶり殺しにしてやろう。」
サマンサは黒い炎でケビンを焼き尽くそうとするが・・・
「そうはさせません!」
ジュボボボオウ・・・!
ルナールは月の光で黒い炎を消化した。
「助かったぜルナール!」
「お互い様です!」
2人の息はぴったりだった。
「あの小娘め!絶対ぶっ殺してやる!」
「そんなに殺したければ私を殺せサマンサ・・・」
「!!」
そこに現れたのは今にもサマンサを殺そうと覚悟するグレンであった。
「お前に私は殺せない!」
「いいや私はお前を救う・・・!ただそれだけだ。」
そしてグレンは目を瞑った。
「去年くらいから私の運命が大きく変わってきたのはサマンサ・・・お前のおかげだ。そしてもう二度とあかねの様にはさせるわけにはいかない・・・!!」
グレンは思い出した・・・かつて立花として生きた自分にたった1人の友人あかねの思い出を・・・ 続く




