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わかりにくい詩たち

理性

私の理性は

弱い


すぐに言葉を失って

意味のない鳴声なきごえ

叫ぶ


指を

私の中へと

差し込んでよ


その立派な中指を

その逞しい中指を

その長い時を生きて来た中指を


固くなって世界から身を守ろうとしている

私に差し込んで

柔らかく溶かしてよ


内側から私を壊してよ

キラキラの光を浮かべる白いゼリーのように


じっとしてて

動かして


私を動かし始めて


私を人間ではない別の何かの生き物にさせて

そのままの姿で外へ飛び出して

自由な声を空に響かせて太陽へ向かって駆け出していきたい


どこにも帰る場所がないのなら

せめて身を溶かす炎に幸せに焼き尽くされに

いきたいの


どこにもない羽根を

広げて



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― 新着の感想 ―
[良い点] エロの表現が上手い! 勉強になりました!! [気になる点] エロいよね? [一言] この詩を読ませて頂いて、真っ先にエロいことを想像しましたし、読み終わってから浮かんでくる感想が「エロい」…
[良い点] え、なんかエロい気がする…… からの、魂の叫び、葛藤へ。 まるで、太陽に身を焦がすフェニックスのよう。 一度、灰になって風になって、満足したら、帰って来てくださいな(*^^*) 新生…
[一言] 私はあまり詩が分からないのですが、 この詩は心に来るものがありました、 ありがとうございます。
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