表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
迷宮掌編集  作者: tei
9/34

繋ぎ手

 お気に入りのドアノブがある。前に間違えて降りた駅の商店街で買った物だ。中古品と言うのか骨董品と言うのか、誰かの家のどこかのドアに取り付けられていたらしい、銀色の金属地に黄色の花がペイントされたレトロなドアノブは、いつでも私の鞄に入れてある。

 出かけた先で、ピンときたドアに、あてがってみるのだ。既についているドアノブの上に被せるようにして見て、その溶け込み具合を確かめるのが、最近の楽しみだ。

 そうするうちにいつか、このドアノブが元々付いていたドアと、出会えるときがくるかもしれない。私は彼らを再び引き合わせるために、こうして生きているのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ