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迷宮掌編集  作者: tei
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超能力

 彼には超能力がある。けれどもそれはごくごく些細な微々たるもので、世間で持て囃されるような類のものではない。

 例えば、彼が絶対に晴れてほしい日には必ず晴れた。花占いをすると必ずいい結果になったし、そのほかの占いでも大吉以外を引かなかった。学生の頃の席替えでは必ず隣になりたい子の隣になり、一年中、その子の横顔を眺めていたそうだ。他にも、超能力と言うよりも運が良いと言った方が相応しいような気すらする、小さなエピソードが沢山ある。

 私がいっとう好きな彼の能力は、育てた植物が必ず美しく育つこと。

 彼は小さな庭に様々な草花を憩わせている。そして私が大好きな花を、束にして贈ってくれる。それを卓上に飾り、私は彼の庭仕事を眺める。一年中、その横顔を眺める。

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