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あの日の追憶  作者: 緑瑠
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第七話

 発作が起き、危険な状況になった次の日、いつものように瑠唯の病室に入ろうとすると、

「颯真くん。久しぶりね。」

「おばさん…」

振り向くとおばさん…瑠唯のお母さんがいた。

「ちょっといいかな?瑠唯の事で。」

瑠唯の事でって言われると聞かないわけにはいかない。

「最近、瑠唯が眠っている事が多くなったのは知ってるよね」

「…はい。」

「それは、もしかすると亡くなる時が近くなってるサインかもって言われたの。だから覚悟しておいた方がいいかもしれない。瑠唯と付き合い始めたことはおばさんと知ってる。だから、最後の時まで一緒にいてあげてね。」

とおばさんは言って俺の前から去って行った。俺はその後ろ姿をボーッと見つめていた。その日は瑠唯の部屋のテーブルに言ってプリンを置いて帰宅した。

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