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あの日の追憶  作者: 緑瑠
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第四話

「もう夕方…。最後にもういちど海を見て帰りたいんだけどいい?」


「電車にはまだ時間あるし、問題ないよ。」


ザザンと静かに動く海を見つめ俺は考えた。瑠唯のために俺は何ができるだろうか。ただプリンをもって病室を訪れる事しかできないんじゃないか?もどかしい。そんなことを考えていると隣からドサッ隣から何かが落ちるような音がした。まさかと思い、瑠唯の方を見ると案の上砂の上に倒れ込んでいた。


「瑠唯!おい、しっかりしろ!顔が赤い。夕焼けのせいか?いや、まさか…。」


おでこに触れてみるとやはり熱かった。


「具合悪くなったらすぐ言えって言っただろ!とりあえず救急車…」


「…だって、迷、惑かけるし…」


「だから迷惑でもなんでもかけろって。」


数分後救急車が来て近くの病院へ搬送され熱が下がってから病院を後にした。

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