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転生者はめぐりあう(チートスキルで危機に陥ることなく活躍する王道ストーリー)  作者: 佐藤醤油
第2章 幼少期

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2.4.1 女王崩御 留守番中のジルベール

 冬になった。

 普段なら出かけずに家でじっとしている時期だが、女王陛下が崩御され領内の上級貴族は全員王都に行ってしまった。


 この家からはリリアーナ母様とアメリ姉様が王都に出かけた。


 いつもは馬車を使って時間をかけて移動するが今回は地方領主に対して転移門の使用許可がでたそうだ。

 移動できるのは5人まで。

 お母様たちは3人の侍女を連れていった。


 おばあさまは転移門を使っても出かけられる体力は無いらしく欠席。


 領内にいる2人の伯爵様もそれぞれ5人まで人選をして出かけた。


 転移門を使えないクロスロードの貴族は、馬車の移動は間に合わないので領内にいる。



 女王陛下が崩御されたので王都では派手なパーティーは開かれない。

 だが、婚活パーティーは実施されるらしく、おかあさまが連れていった侍女は3人とも独身だ。


 それにしても、冬はやることが無い。

 暇だ。

 お子ちゃまには退屈すぎる。


 ジャックリーンは8歳なので冬の間はこの屋敷に来ない。

 7歳以上になると貴族の子は地方ごとに作られた冬の館に集まって皆で勉強をするそうだ。

 役所や騎士団は冬の間はあまり仕事がないので、子供たちの勉強をみることで稼いでいる。


 こうして毎年集団で集まりきちんと勉強をすることで13歳になってから学園で集団教育を受けられる準備をするそうだ。


 現在、屋敷に残っているのは、僕の面倒を見る侍女長のコリンナと専属護衛になっているバーニィ。

 バーニィは護衛と言うより子守係だ。

 この家には平民のメイドがたくさんいる。

 孤児院出身だったり、未亡人の人を雇ったりで20人ぐらいが働いているそうだ。

 ただ、僕はあまり会わない。

 普段は、貴族の侍女以外と会わないようにしているらしい。


 ただ、今は貴族の侍女が出払い人手不足なので一時的に僕やおばあちゃんの面倒を平民のメイドが来てコリンナの手伝いをしている。

 コリンナは、平民の指導で大変みたいだ。


 結局僕の面倒を見る時間がなく、お世話はバーニィに振られている。


「バーニィ、申し訳ないけどジルベール様のお勉強に付き合っていただけないかしら」

「バーニィ、子守の時間だって、よろしく」

「ジルベール様、ご自分で言うとは自虐的ですね」


「まあ、気にしない気にしない。コリンナ、バーニィと外に行くね。また魔法見せてよ」

「はい、いいですよ。お庭に行きましょう」

 コリンナは忙しそうにメイドたちの指導に行った。


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