2.3.4 魔法の確認
『検索対象の情報量が多すぎます。検索条件の絞り込みを推奨します。検索候補を組み立てました。項目を選んでください』
ステータスを表示する画面が拡張され、説明が表示された。
なんかコンピュータみたいだ。
ちょっと不思議なスキルだ。
表示を確認すると種類毎の特徴や育て方、加工方法、調理方法の検索が可能だと表示される。
種類を表示するといろいろな種類の米が表示された。
とりあえずコシヒカリを選ぶと、その特徴が表示された。
ここまでは既に情報を取得済みだったようだ。
次に、育て方と加工方法、調理方法を選べるタブがあったので育て方を選ぶ。
すると必要な魔力量が表示された。
うえ、結構多いぞ。
どうやら育て方に関しては追加情報を得るために、さらに多くの魔力を注がなければならないらしい。
そして米粒の召喚は、情報取得とは違いさらに桁の異なる膨大な魔力が必要だとわかった。
うわー、使えねースキルだ。
最初の感想はそうだった。
その特殊召喚で魔力を使い切っていた時に気が付いた。
アメリが言っていたよりも僕の魔力回復量はずいぶんと早い。
おそらく加護の効果である魔力回復速度5倍の通り、常人の5倍の速さなのだろう。
1日あれば魔力が満タンまで回復するのだ。
早い人で3日と言うのが、おそらく魔力回復速度2倍ぐらいの加護を持っている人なのだろう。
そして、毎晩魔力が回復してから、ギリギリまで魔力を使って情報取得をしていた。
無駄に魔力を余らせてももったいないと思っていたから。
するとどうだろう、なぜか総魔力量の限界値が少し増えている。
気が付いてから魔力の使い方をいろいろと変えて結果を確認してみた。
どうやら、1日でたくさんの魔力を使うと魔力が増える。
2割程度しか使わないと増えない。
だいたい半分以上の魔力を使えば魔力が増える。
6割よりも7割使った方が魔力の増える量が多い。
そして8割以上を使い枯渇ギリギリまで使っても、8割がピークらしくそれ以上使っても伸び率はかわらないようだ。
僕の総魔力量は人よりも多いらしいので、生活魔法で魔力を使い切るのは不可能に近い。
だが、特殊召喚魔法は無駄に大量消費するので、ある意味で素晴らしい。
いくらでも魔力をつぎ込めるのだ。
使えない魔法スキルと馬鹿にしたが、総魔力量を成長させるのにともて有益だと気が付いた。
しばらくはいろいろな項目を調べ、ついでに総魔力量を増やすことにしよう。
総魔力量が増えれば、バカみたいに魔力が必要になる種の召喚が可能になるかも知れない。
異世界で日本の味を期待できるかもしれない。
淡い期待だ。




