5.9.4 登場人物 シドニア
シドニアの王家の王は、エミリアとは別の家になる。
シドニアは、ラルクバッハ建国を手助けしたスーレリアの兄が起こした国で、スーレリアの血を継いだ男子が王位を継承し、それが続いている。ラルクバッハの兄弟国だ。
建国はラルクバッハ同様およそ300年。その歴史の中でラルクバッハとは血を交換しながら続いて来た。
エミリアはその直系になるが、男子の兄弟がおらず、別の公爵家から男子(金眼の持ち主)を迎え入れて王位を継承した。
ラルクバッハに流れはしたがエミリアの子供はシドニアの王よりも王位継承権が高く設定されている。つまり婚姻の時に、二人目以降は本人の希望を優先とはなっているが、男子でも、女子でもシドニアに戻す約束がされていた。そして、偶然か現シドニアの子供はすべて女子だった。
シドニアの王女4人
リアン 15歳
クラリス 12歳
イリアーナ 10歳
コラン 8歳
ディックハウト公爵家
ブリューネワルト公爵家 エミリア様母親の実家になる
嫡男とルカディリック王子は良く似ている。
シェーンワルト公爵家 今の国王の実家
トルステン・ディックハウト:公爵家嫡男 左目が金眼 転生者
転生者で、魔法の才能がある。 魔力操作のレベルが4。自力で無詠唱が可能となった。
転生者の特典でおごりがあり、残念な性格になってしまった。
同世代の女性に人気が無い。
ステパン :剣帝の称号をもつ剣士。
剣王と比較して圧倒的に強い。
エイミーはジルベール、ティアマトとの修行で剣帝レベルにある。
グランフェスタ:学園3年生 侯爵家の令嬢
ブリューネワルト公爵系統の子で、エミリア母親ロマーニャとも近い関係があるらしい。
ルビースカリナ:学園3年生 侯爵家の令嬢
イザベラ・アルフォンス女王の生まれ変わり。記憶持ちの転生者
人の顔を覚えられない。初見で覚えることはほぼない。(前世から一緒)
看破と言う固有スキルを持っている。鑑定の劣化版のはずだが、鑑定で見れてない所も解っている。詳細不明。
エリン・ブラフォード 男爵家令嬢 精霊のいとし子。
転生者かもしれないが、不明。
身長が低く150cmほど。小さい割にB90とアンマッチな体格。
学園男子からの人気は高い。
実家は割と貧乏で婚約者は居ない。王宮侍女を目指していた。
王宮に勤めるためにグランフェスタが推薦してくれることになっていた。
推薦無しで王宮勤めができるのは子爵家まで。
男爵、準男爵家の令嬢は高位貴族の推薦が必要。