1.3.4 転生者B
周りが真っ白な空間。
目の前に突然現れたきれいな女性が話し合始めた。
「私は、この世界の神、メリーナです」
突然に現れた女性は神と名乗った。
黒髪で金色の羽が背中から出ている。
頭の上には天使の輪。
神と名乗るがイメージ的には天使だ。
顔もきれい。ものすごく整ったとてもきれいな人、神様?だ。
その彼女がきれいな声で話しはじめた。
「あなたは、先ほど死んだのですが、ご自覚されていますか?」
「ここがどこかわかりませんが、そうですよね。死んでますよね、やっぱり。で、ここはどこですが?」
「あれ? あなたも初めて会う気がしないのですが、もしかして私のことを知ってますか?」
なにを言いだすのだろう、この神様は。
「いえ、初めてです。メリーナ様でしたか?」
「そうよね。ふたり続いてこんなこと。今日の私はおかしいのかしら。まあ良いわ」
「まって、ふたりってもしかして先生も」
そして、メリーナ様が説明をしてくれた。
メリーナ様は丁寧に、一度でわからなかったところは何度か説明をして私に現状とこの先のことを説明してくれた。
そして、先に死んだ先生も今から私の行く世界に転生したらしい。
いつか必ず会えると教えてくれた。
死んだけど、また先生に会える。
それも先生好みの容姿で、それもかなりの美人さんらしいし、身分もつり合いが取れる地位らしい。
ちょっと嬉しい。
いやかなり嬉しい。
また会える。生きる希望ができた。
その後で、どんな能力が欲しいか聞かれた。
今から行く世界を生きるには特別なスキルが合ったほうが良いとのことだった。
なので、先生が怪我をしても治せるような魔法が使いたいと言ったら、私はメリーナ様と相性が良いらしく。
大きな怪我を治せる力をもらえることになった。
そして先生が生まれた時から少しだけ時がずれるけれど、十分結婚できる年齢差だと言われた。
そうしてスキルを付与してくれると変な声が聞こえた。
『重複した魔法スキルの付与を確認、ポイントに変換しました』
なんだろう。なんでこんな声が聞こえたの?
少し疑問に思ったが、スキルの付与が上手くできたとメリーナ様が喜んでいたので大丈夫なのだろう。
その後、転生までに時間があるからと女神様と少しだけ女子トークをしている時に再び頭の中に声が響いた。
『時間が経過しました。ポイントを自動的にスキルに変換します。上位から順に自動付与します』
『魔法薬精製スキルを付与します。絶対防御の魔法を付与します』
『診断を上位診断に変更します』
『あまったポイントで総魔力量成長補正2倍を5倍に変更しました』
『ポイント変換を終了します。転生作業完了です。記憶封印の指示を待ちます』
なんだろう、メリーナ様に確認した方が良いのだろうか、迷っているとメリーナ様から声がかかった。
「さあ、そろそろ時間です。新たな人生を楽しんでください」
メリーナ様に笑顔で見送られ私は別の世界に転生した。
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身体特性 測定できず。
特技
魔法薬精製
魔法特性 攻撃特性 5、防御特性 10、生活特性 10
聖女特性により攻撃特性以外が2倍となり10に変更。
魔力操作
身体強化
属性魔法1:先天的に才能がなければ使えない魔法
火魔法
氷魔法
音魔法
風魔法
光魔法
魔法結界
物理結界
雷魔法
属性魔法2:生まれた時に持っていなくても後天的に使えるようになる魔法
魔力検知
水魔法
土魔法
特殊魔法
支援魔法
上位回復魔法 通常回復魔法の効果が2倍、エリア指定が可能 祈祷
上位診断 医療用に特化した鑑定からの派生魔法スキル 絶対防御
固有スキル
聖女の眼
効果
無詠唱
魔力精神系ステータス大
基礎魔力量大
魔法効果2倍(防御、生活特化)
魔力回復速度2倍
総魔力量成長補正5倍
ステータス鑑定一部無効化
称号
女神メリーナの愛し子