妖狐のコンと巨大イモムシ
ヘリオスと殿下とカラオケに行く夢をみました(やる気二段階UP)
「ナギサく〜ん!ずっとこうやって話したかった!
クンカクンカスーハースーハーん〜、ナギサくんの匂い!」
「う、うわぁ!ちょ、ちょっと待って!」
…少しして
「落ち着いた?」
「う、うん。最初に人化させてくれたのが嬉しくってつい…」
【人化】で人の姿になったコンに抱きつかれて匂い嗅がれて数分後、ようやく落ち着いたコンに、改めて質問する。
「キミは、正真正銘、僕が持ってたぬいぐるみのコンで合ってるんだよね?」
「うん!私はコン、貴方のコン!種族は【妖狐】?っていうっぽい!」
妖狐!ファンタジー系ラノベで何度も見たあれに、コンがなってしまうとは…。
無事人化も使えたことだし、次の能力を使ってみよう。
「《使役鑑定》!」
コンのステータスが、先程自分のを見たのと同じように表示される。
コン(人化)
妖狐Lv.MAX
火属性魔法Lv.7
治癒魔法Lv.2
料理Lv.-5
妖狐ってスキル名なんだ…。
「コンは魔法が使えるんだな」
「うんっ!しかも妖狐と火属性魔法は相性抜群!どんな相手にだって負けないよ〜!」
とても頼もしい。
「じゃあ治癒魔法の方は…」
…ビターーンッ!!
「ぅあっちいったぁ!」
「な、ナギサくん!?」
突然、鞭のようなもので腕を引っ叩かれた。
「敵襲だ!」
振り向くと、1mくらいのツルが生えたでっかい芋虫がいた。
「…芋虫って、こんな感じの見た目だっけ?」
「んなわけないよナギサくん!これはきっとモンスターだよ!」
皆様お待たせ致しました。
お待たせしすぎたかもしれません。
というかお待たせしすぎました。
_(._.)_
コンちゃんは、元気一杯な女の子、かつ
ナギサくんの匂いが大好きなちょっぴり変態ちゃんです。
コンちゃんには自分の性癖の3割を詰めました。
さて、超絶遅筆な自分ですが、果たして次の投稿はいつになることやら