表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スケルトン野郎の愛すべきマイライフ  作者: 練り物共の宴
1/1

第1話 おはようからコケるまで


あまりの寝心地の悪さに目を覚ます


目の前にはドクロ


「ひょわぁ!?」


見慣れないドクロに思わず素っ頓狂な声を上げてしまう

しかもそのドクロは朽ちてからまだ日が浅いのかまだ肉が残ってる…

ってかよく見ると周り骨だらけじゃん…うっぷ…


「気持ち悪っ…」


ホラー物とか苦手だし…肉もついてるし…とにかく抜けよ

身を捩りなんとか骨の中から抜け出す。


「うへぇ…なんぞこれ…」


自分がいた場所を確認するとそこには人の骨が山のように積み重なっていた。


「し…しかもくせぇ…だめだ、もー無理っ!」


とにかくここを離れよう!こんなのいつまでも嗅いでられるか!

思わず骨の山を背に全力疾走!


どっかの洞窟らしく足場は悪いし薄暗い

それに臭いで頭も参ってたのか自分の足に引っかかり…


スッコーンッ!


走った勢いのまま無様にすっ転ぶ

地面に体を打ち付けると同時にフッと体が軽くなる

視界が回転し俺の脳みそを揺さぶる


「あだっ!いだだだだっ!」


どのくらいそうしてたかわからんがとにかくコケた勢いでどこまでも転がって行った。

やがて洞窟を抜け……た先も急斜面でそこからも転げ落ちる。


「いだい!まじ、ちょっ!ぐわっ!」


止まりたいが止まれないまるで手足が無ないみたいだ

転がった先に突き出てきた岩にぶち当たりそのまますっ飛ぶ

すっ飛んで……なにかに引っかかる。


「ウォエェェェ……顔が…顔の隅々まで痛い…」


冗談抜きに痛い…

俺は…どこまで転がったんだ…?ってかありえねぇだろちょっとコケたくらいであんなに転がるなんて…

とりあえず周りを見渡す…ことが出来ない


「ほ?」


眼前に広がるのはこの世のものとは思えないほど青く透き通った綺麗な湖

それを囲む大きく生い茂った木

そして…

湖に映った小さな木に引っかかった首のみのドクロ


「どこココーーー!!!!」


俺が叫ぶと同時にドクロは口をこれでもかというくらいに広げた。


マジでここどこやねん

はじめまして、初投稿です。

なるべく早くあげるのでよろしくお願いします

m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ