0pt、2ptの自分へ。
では、どうぞ。
小説家になろうには、pt評価と言うものや感想、レビューがある。pvとかもあるし、作者が自分の作品の評価を知るのには困らないのである。
評価が良くて喜ぶもの。評価が少ないもの。見向きもされないもの。色々あるのだ。
自分なんかは自分の評価が気になるタイプの人間なので、よく自分の小説情報をチラチラ見て、喜んだりする。
pvが増えるだけでも嬉しい。評価がつくともっと嬉しい。そんな自分みたいな人はたくさんいるんじゃ無いだろうか。
もともとは読み専だったのだが、その時に自分は人気のある作品ばかり見て来た。なんじゃこら、と見向きもしなかった作品もあった。
でも、今頃思うのだ。これを書いた作者さんは、どんな気持ちで書いてきたんだろう。これを書くために、どれだけ時間をかけたんだろう、と。
自分は少しの人でも見てくれれば小躍りするほど喜べる、おめでたい知能しか持っていない。でも、中には感想も評価も来ない、打ちひしがれている人がいるかもしれない。
まあ、そう思うのは自分があちら側だから、という自分本位な理由なのだが。
取りあえず何が言いたいかというと、0pt、2ptの作品にも目を向けてやってほしい、ということだ。
見つからない、めんどくさい、なんて言っちゃいけない(というわけでもないが)。
もしかすると、その中に。心がわくわくするような短編小説が。
続きが気になる連載小説が。ミステリアスな。ファンタジーな。ぞっとするような。クスッと笑えるような。
そんな小説が、眠っているかもしれないのだ。小説家になろうとは、そういうものなのだから。
だからこそぜひ。あなたのスコップを握って、このなろうの地を探検して欲しい。(ショベルカーとかでも良し。)
まあ、流石に設備を整えてボーリングしろとか、モグラになれとか、地中まで探しにいけ、とまでは言わないが。
でも、感想を書いて、その小説を豊かに。レビューを書いて、その小説をみんなに。ブックマークして、自分は読んでるよーと、知らせてみたり。
本当に面白いとあなたが思ったなら、それぐらいはやってもいいんじゃなかろうか。
そういうような事で、喜ぶ、救われる人がいるかもしれないから。
だからぜひ、この短編小説を読んでいるあなたには、頑張って欲しいのである。