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高校デビュー

 瀬尾矩総十四歳。この四月から両親の母校でもある私立南高校へ入学する。代議士でもある父総一郎の作った制度により、小中をパスしていきなり高校からの就学である。

「首回りがきつい」

 僧帽筋を鍛えすぎて規制の詰襟だと閉めるのが大変だ。

「早速特注品を用意するわ」

 と隣で聞いていた希代乃が笑った。

「第二次性徴の発現と同時くらいに筋肉量が急激に増えて、どうも男性ホルモンの分泌量が多めみたいなの」

 と医学博士の不破瞳。

「詰襟の間は良いけど、夏服になったら隠しきれないわね」

 と困った表情の母矩華。

 入学は一年早めて西条家の兄姉と一緒。

「総ちゃんがまた来たがるかと思ったけど」

 長女華理那の小学校入学に際しては来賓として列席してスピーチまで披露したが、

「引継ぎで忙しいのよ」

 既に次の総選挙には立候補しないと明言している総一郎は党の役職を後任に引継ぐために動き回っている。

「後任って副島君なんでしょ」

「すぐに頭打ちだから、もっと若手を引っ張り出したいらしいんだけどね」

 入学式の新入生代表として西条総志の名前が呼ばれた。

「あれ、お宅の矩総君じゃないの?」

 と矩華の左隣にいた日野波流歌。

「うちの子は試験免除だから」

 新入生代表は入試の最高得点者が指名される訳だ。

「そうなのね」

「それにしても、私の息子がトップ合格なんて違和感ありまくりよ」

 と志保美。

「あら。中学でもずっと首席だったって、娘が言っていたわよ」

「その上あの長身。モテ要素満載よね」

 総志は既に父総一郎の身長を超えて百八十五センチになっている。

「丸一年違いとはいえ、うちの矩総とは二十センチも違うわ」

「十四歳で百六十五なら決して小さくはないのにね。うちの娘は百五十五で止まったみたい」

 と波流歌。

「総美は百七十を超えて、もう少し伸びそうよ」

「母親を超えるかどうかね」

 志保美は百七十五ある。

「それにしても、総志君のスピーチは、総一郎の完コピじゃないの」

「良く覚えているわねえ」

 と感心して見せる志保美。

「総一郎が教えたの?」

「当時の映像を見て覚えたのよ」

「そんなもの良く取ってあったわね」

「持っていたのは私じゃなくてきーちゃんよ」

 志保美から総一郎の様々な情報を送ってもらっていた希代乃は、総一郎の入学にスピーチの映像も画像を綺麗に修復して保存していたらしい。

「大した執念ね」

「気付くあなたも大したものだと思うわよ」

 と波流歌が口を挟む。

「私は、トップを取られて悔しい思いをしてたから」

「凄い目で睨んで居たって総ちゃんが言ってたわ」

「目つきが悪いのは生まれつきよ」

 と愚痴る矩華。

 新入生挨拶に続き校長の祝辞である。

「あの新校長って」

「ええ、戸倉翼先生。今は滝川姓だけど」

「若いわね」

「私たちの高校時代の担任よ」

 この場合の私たちと言うのは二人のパートナーも込みだ。彼女たちの子供が揃って高校に入学すると言うタイミングで、かつての恩師が校長として戻ってきたのは奇縁と言うべきか。

「私たちより七つ上だからもう四十よね」

「とても見えないわねえ」

「四十で校長って早いのかしら遅いのかしら?」

「一応教員免許を持っていれば五年以上勤めれば選考対象になるのだけど」

 と専門知識を披露する矩華。

「お宅のご主人なら教育委員会にも顔が利くんでしょ」

「そう言う口利きは一切やらない人だけど」

 後で訊くと、

「俺よりも実家のご両親の名前じゃないか?」

 と総一郎。

 翼の母は有名私立で学長を務め、その教え子だった父は参議院議員である。推したのは青年党党首としての総一郎なのだが。

「間接的に支援しているわよね」

「ご本人が優秀なのさ」

「それは疑ってないけど」

「間接的にと言うなら、俺を真っ当にした教育者としての手腕が評価されたと考えればいいのかな」

「それをどこかで話した?」

「それが人事査定に影響したとすれば、恩返しができたという事になるのかなあ」

「ところで、一年のクラス分けは入試成績順って噂があるけど、本当?」

 と波流歌。

「嘘でしょ。だって私は一年の時二組だったもの」

 と矩華。

「でも総代を務めた総ちゃんは一組だったわよね。息子の総志も」

「沙弥加ちゃんは何組?」

「三組よ」

「総美によればギリギリって話だったから、頑張ったんじゃない」

「成績順が本当なら」

「それよりも五組に問題児ばかり集められるという方が問題ね」

 矩総は五組なのだ。

「うちの息子は入試受けていないし、ある意味で問題児なのは確か」

と気にしていない矩華だが、

「やっぱり滝川校長に聞いてきましょう」

 と矩華の腕を引っ張る志保美。

「はるちゃんは先に帰っていてね」


「御免なさいね、総美さんは十分一組に入れる学力だったのだけど、双子を同じクラスにするわけにいかなくて二組にしたから」

 と滝川翼校長。

「うちの子の事は良いんです。それよりも矩総君が五組ってどういうことですか」

 と詰め寄る志保美に、

「その件は事前に矩華さんに了解済みなのだけど」

 と言われ、

「ちょっとぉ」

 いきなり梯子を外された形だ。

「矩総を高校に通わせるのは学力を付けさせるためじゃないもの」

「対人スキルを身に付けるには個性の強い五組の方が有効だろうって」

 と翼。

「それを早く言ってよ」

「貴女が聞かなかったんでしょうに」

 と苦笑する矩華。

「それに私も久しぶりに先生にお会いしたかったし」

「二人とも変わってないわねえ」

「先生こそ、昔よりもお綺麗なくらい」

「息子さん、お元気ですか?」

 と志保美が聞くと、翼はちょっと眉を曇らせて、

「息子の写真よ」

 とスマホを見せて来る。

「これって、総ちゃんの顔ですね」

 と言って隣をチラリ。

「もしかしてこれも知っていたの?」

「当然でしょ。事後通告だけど」

 と苦笑する矩華。

「細かい事情は省くけど。夫は子供の出来ない体質で、瀬尾君から子種を頂きました」

 と頭を下げる。

「貴女が一番最後よ」

 真冬たち御堂系は相続の関係で早くに告げたし、希代乃は自前の情報網でキャッチした。

「そのうちに子供たちにも紹介することになるでしょうね」


「瀬尾矩総です。認定試験上がりで、学校に通うのはこれが初めてなのでよろしく」

 箱入りの天才少年として一躍クラスの注目を浴びた矩総。あの瀬尾総一郎の息子であると言う事も既に知れ渡っている。代議士であるという以上に、この学校内では伝説の副会長としての知名度は抜群だ。

「よう、天才お坊ちゃま」

 と絡んで来る輩もいる。

「別にお坊ちゃまじゃないよ」

「天才は否定しないんだな」

「君は頭が良いのか、臆病なのか?」

「何?」

「実年齢で一つ下のちび相手に三人がかりで挑もうなんて、並みの人間は考えないよ」

 と言いながら席を立つ。

「父の教えは勝てない喧嘩は買うななんだけど、勝てる喧嘩なら買うべきなのかな」

 思ったよりも矩総の身長が高いのでちょっと及び腰になる三人だが、

「三対一でも勝てるつもりか?」

 と正面に立ったリーダ格の田尾少年が虚勢を張る。

「三人がかりでないと喧嘩できない臆病者には負けないよ」

 と母親譲りの鋭い目を光らせる。

「良いだろう。さしで相手してやるよ」

 既に矩総のペースに乗せられている。

「なんだ。なら左手一本で十分だね」

 といきなり左のジャブ。当たるギリギリで戻す。

 慌てて構えるが、拳がおでこに軽く触れて戻り際にデコピンが炸裂する。

「後ろの二人も参加していいよ」

 と挑発する。後ろが見えていた訳ではないが、田尾の視線の動きで後ろの二人の挙動を察知して先手を打ったのだ。

「動くな」

 と田尾の怒声が飛ぶ。本音では三人がかりでないとと思っていても、いざとなると二の足を踏む。騒ぎを聞きつけて観客も集まってきた。その中には兄西条総志の姿も有った。

「無理しなくても良いのに」

 と揶揄うような口調の矩総。田尾の攻撃を左手一本でいなしている。

 体制を立て直そうといったん距離を取ろうとする田尾だが、実はそれこそが矩総の待ち望んでいた勝機だ。

 体重が後ろに乗った瞬間に一気に間合いを詰める。距離感が狂わされ、重心が大きく崩されて尻もちをついてしまう。

 彼に武術を教えた榊木信乃が授けた秘儀である。

「アンクルブレイク。柔道でいう空気投げですよ」

 相手がこちらの動きに反応して重心移動の処理が間に合わずに転んでしまう訳だが、

「こちらの動きに反応できるくらいに身体能力が高い相手にしか使えません」

 対応できないほど鈍い相手ならこんな裏技を使う必要もない訳だ。

「やられた方が彼我の力の差を実感して戦意を喪失させる効果が大きいです」

 転んだ田尾に追い打ちを掛けるように右足を大きく振り出して、それを避けようと上半身を倒したところにさらに踏みつけ攻撃を加える。

「ああ、御免。足は使わない約束だっけ」

 と寸前で外して顔の右側を跨ぐように踏みつける。もはや戦意喪失状態の田尾に、

「とどめの一撃」

 とばかりに左手を振り上げて、

「まだ続ける?」

 と右手を差し出す。

「参った」

 とその右手にすがるように飛びつく田尾。先ほどの応用で、起き上がる動きに合わせて引き上げると、まるで持ち上げられたような錯覚を覚える。

「これで友達だね。田尾伸就くん」

 とそのまま握手に持ち込む。

「後ろの二人、丹波広長くんと島田和彦くんも宜しくね」

 と順に手を握っていく。三人はすっかり矩総に心服して手下と化していた。

 その日のHR.

「クラス委員長を決めたいのだけど」

 と言う担任の言葉に、

「瀬尾君を推薦します」

 と田尾。

 ほぼ全会一致で決まったが、

「大丈夫?」

 と心配そうな担任。

「みなさんが助けてくれるなら」

 と満更でもない矩総。

「じゃあ、副委員は」

 と言ったら女子のほぼ全員が手を挙げた。

「瀬尾君が決めて良いわよ」

「じゃあ、僕を推薦した田尾君に」

 誰を選んでも角が立つので上手い逃げだったと思われる。


 二日目の放課後。

「女子は少しだけ残って欲しいのだけど」

 と矩総。全員に書類を配って、

「昼にもらってきた男女交際登録証なんだけど」

 と全員を見渡して、

「クラス全員と、順番に付き合いたいと思うんだ。もちろん希望しない人はそのまま帰ってくれていい」

 クラスの女子は全部で二十人。一年間で回すとしたら一人頭二週間ほどしかない。

「順番は適当に決めて後で連絡する」

 即座に名前を書いて提出した子もいれば、少し考えてから書き始めた子、そして神を持ったまま退室してしまった子もいた。

「有難う」

 用紙をまとめて鞄に入れて最後に部屋を出る矩総。玄関口で彼を待ち伏せしている女の子が居た。真っ先に部屋を出た、唯一副委員長に手を挙げなかったのもこの子だ。

「私を一番目にして」

 彼女はそう言いながら用紙を差し出した。

「順番に意味なんてないよ」

 と言いながらも受け取った用紙に自分の名前を書き記す。

「じゃあ提出に行こうか」

 女の子は初めてにこりと笑った。

「クラス全員と付き合う?」

 話を聞いた父総一郎は苦笑した。

「貴方がやりたかった事でしょ」

 と矩華に突っ込まれて、

「全員同時と順番にでは、意味が全く違うよ」

「僕には父さんみたいに同時進行はまだ無理だから、一人ずつ各個撃破にしたんだけど」

「賢明だな」

「それならこれを」

 と希代乃が渡してきた書類は、

「クラス全員の調査報告書よ」

「そんなものいつの間に?」

 と矩華に聞かれて、

「あら、総志君から皆人君まで、全員のクラスメートに付いて調査してあるわよ。本人に見せてはいないけど」

 本人のデータだけでなく、家族構成や職種収入などが簡潔にまとめられている。

「もう覚えました」

 と言って書類を返す矩総。

「持ってていいのに」

「親の顔を思い浮かべながら付き合うのは重苦しいですし、逆に僕がされたら嫌ですから」

 代議士瀬尾総一郎の息子と言う肩書は矩総にとってはやはり重荷なのだろう。

「そこが俺と矩総の最大の違いだからな」

 父の存在を知らずに育った総一郎は父親と比較されたことがない。

「貴方の場合、母子家庭と言う逆のレッテルに苦しんでいたんじゃないの」

「なに、マイナスの補正だからちょっと頑張れば褒めてもらえる。楽なものさ」

 と軽く流す。実際にはそれほど単純ではないのだろうが、社会的成功を収めた後では過去をことさらに卑下することも空々しい。


 翌日、登校した矩総は二人の美少女に詰め寄られた。クラスの中では双璧と言って良いだろう。向かって右側のボブカットが久礼輝葉、左のツインテールが西丸田鶴姫と言う。

「高城さんと一番に付き合うってホント?」

 と輝葉。

「誰から聞いたの?」

 と聞くまでもないか。本人が自分で言ったに決まっている。昨日抜け駆けした高城つぐみはこの二人に匹敵する美少女でこの三名が自他共に認めるクラスのベストスリーだと思われる。

 輝葉と田鶴姫は中学からの知り合いで、互いに牽制しあっている様子が見える。それに対してつぐみは越境入学。それ故に他の女子に縛られずに抜け駆けに出たらしい。そんな関係を昨日の内に知っていたら先走りを認めなかったかもしれないが、

「適当にって言っただろ。順番に意味なんてないよ。気に入らないなら二人はリストから外そうか?」

 矩総はそう言って昨日作った日程表を取り出す。クラスの女子の名前と交際登録のスケジュールが表にまとめられている。

「本当に順番に意味はないの?」

 と田鶴姫。

「僕は女性慣れしていないから、むしろ後の順番の方が上手く相手できると思うけどね」

 としれっと言う。そう言われた二人はかなり後の方に名前が載っている。

「それ人数分あるのね」

「作り直さないといけないのかな」

「それで良いわ。みんなに配ってくる」

 と反論を封じて紙束を引っ掴む田鶴姫。一見おっとりとしているように見えたが実は彼女の方が主導権を握っているらしい。それもその筈で、西丸田鶴姫は某家電メーカーの分家筋。一応お嬢様だ。対して久礼輝葉の方は地方公務員の娘。頭は悪くなさそうだが不測の事態への対処が苦手らしい。タイプ的には輝葉が実母の矩華タイプで、田鶴姫は希代乃タイプと言える。がどちらもオリジナルには程遠い。

「それは無茶よ」

 と苦笑する母。

「あなたが知っているのは大人になった後の私たちで。希代乃さんの高校時代は知らないけど、高校生の時の私は頭でっかちで愚直な少女だったわ」

「そうだったかなあ?」

 とにやにや笑う父総一郎。

「のりりんは、常にプランBまで用意して動く策略家で、目先の一手が外されても全く動じる人じゃなかったけど」

 と志保美。

「私なら、自分で結論を出さずに、相方が自分で決めたように誘導していたわね」

 と希代乃。

「やっぱり腹黒姫なのね」

 と笑う志保美。

「少なくとも簡単に馬脚を現さないことは確かね」

「まだ高校一年生なんだから、それくらいで普通でしょ。むしろ二人が出来すぎなのよ」

 と真冬がフォローに入る。

「この二人を基準にしたら、大概の女性は物足りないだろうなあ」

 と困った表情の総一郎である。

「抜け駆けした高城さんって、高城舞子の娘さんなのね」

 と麻理奈。

「知り合いですか?」

「直接の面識は無いけど、うちの元劇団員の奥さんよ。旦那の方はもう役者を辞めて奥さんのマネージャーに徹しているらしいけど」

 つぐみも元子役らしい。

「て事はいきなりうちの三巨頭のデッドコピーと遭遇したわけね」

 と笑う瞳。

「三巨頭って」

「デッドコピーはかなり失礼だと思うわよ」

 と声を揃えて抗議する矩華と希代乃だが、

「あら、これだけの良い女を間近で見て育った矩総君の好みが相当に高い事は間違いないですよ」

 誰か一人だけなら、違うタイプに惹かれると言う事も有りえるが、タイプの違う女性を比較してみる機会の多かった矩総だけに裏の裏まで見えてしまうようだ。

「それよりも、入学式で見たあの女性生徒会長に見覚えがあったんだけど」

 と矩総。

「殿崎美琴さんだったかしら」

 と矩華。

「バレー部の副キャプテンらしいわ」

 と志保美。

「あら。みこっちゃんももう高三なのね」

 と真冬。

「御堂の関係者ですか?」

「真冬姉さんの結婚式で、一緒に花束贈呈をやった子よ」

「ああ、それで見覚えが有ったんですね」

 と納得する矩総。

「十一年前に一度見ただけの女の子なんて、覚えている方が不思議だ」

「覚えているとすれば、本人よりもお母さんだと思うわよ。その年齢じゃ変わり過ぎて同一人物に呈する方が無理だもの」

「そう言えば終わった後にお菓子をもらった記憶が」

「でもその子は無理だと思うわよ」

 と志保美。

「別に狙っていませんけど、何故?」

「だって、横にいた副会長は男子だったし」

「あのジンクスはまだ生きてるの?」


過去篇を書こうと思ったけど、息子の話に落ち着きました。


書き落としていた翼との対面シーンを補足。

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