はじまりの国 ランフィード
とある王国
その名はランフィード
説明するのもめんどくさいが
まぁありきたりの王国です
豊かな緑と清らかな……まぁここまで説明すれば充分でしょう
そしてテンプレの如くある種族と敵対している
分かりやすく言うと魔族しかしこの世界では
堕鬼族と呼ぶ
実際は普通の鬼も存在する、この鬼も充分狂暴でランフィードからしたらかなりの脅威なのだが
この堕鬼族は字だけ読むとその鬼のさらに凶悪版と思えるだろうがそれはちょっと違う
元々堕鬼族は降神族と呼ばれていた
字の如く地に降りた神のごとき強さを持ちそれに加えすばぬけた知謀を持ち合わせたとんでもない種族である
もともと古くから伝えられる幻の種族であるが
降神族はどこからやって来たのかなにが目的なのかすらわからない唯一わかっているのはその数の少なさ降神族はわずか12人の将軍と一人の軍師と一対の王と王妃そしてその愛娘の16体の少数部族である
そしてこの降神族が堕鬼族と呼ばれる由縁となる事件がある
この事件はランフィードを含めその他六ヵ国を震え上がらせる
とんでもない戦いがある
その戦いとは
もともと
降神族が姿を再びあらわす前までは
悪鬼族と呼ばれる鬼の部族がおり各国と敵対していた
この悪鬼族は戦闘力の強さはもちろん凄まじいのだがなによりたちが悪いのは繁殖力の高さである
一匹殺されれば二匹産む二匹殺されれば四匹産む
鬼自体、半端に知謀があるためそのわずかな知謀で考え出した生き残る策である
何度も何度も人間と戦争を繰り返すたび増えていく鬼達、だんだん増える鬼その数 七国平均1億8800万 約13億やがて人間も迂闊に手を出せなくなってきた、かといって鬼も人間の厄介さを知っているため膠着状態になり当時各国悪鬼族と一触即発状態でお互いに様子見をしている状態だった…
のだが
ある日ランフィードに姿を表した
12匹の降神族の将軍
わずか12匹でランフィードに巣くう1億8800万の悪鬼族に全面戦争を仕掛けた
14日間戦い続けた結果
勝利したのは12匹の将軍達だった
ランフィードの悪鬼族は滅亡した
美しい緑の大地は一面真っ赤な血と肉塊により地獄絵図のよう有り様であったが
驚くことにこの12匹の将軍達なんと全員無傷であった
決して悪鬼族が弱いわけではない何度も人間族を窮地に追いやったほどの種族である
その種族が為すすべもなく蹂躙されたのだ
悪鬼族の不審な動きを察知していたランフィードは偵察騎士団を派遣したのだがこの騎士団もことごとく皆殺しにあい
なんとか生き残った二人の兵士により降神族の存在が王国に知らされた
このときの殺戮の様子をこの兵士が 神ではなく鬼がさらにその身を暴虐に堕したようだと伝えたことから
堕鬼族と呼ばれるようなった
その戦いは
ランフィード悪鬼族殲滅戦
という名でランフィードの歴史に刻まれている
その誰もが戦慄する事件から
25年後
ランフィードは堕鬼族の存在に怯える日々を過ごしていた
いつ攻めこんで来るかわからない故に安心して眠れる日など訪れなかった
迂闊に手を出して国が滅亡などという事は充分にありえるのである
そんなランフィードにとっては希望ともいえる存在が現れるのを待っていた
神からつかわされし勇者である
そろそろ日本から飛ばされてくる天牙が到着するので
説明はここまでにしておこうかな
はたしてあの子はこの世界をどう救ってくれるのかしら♥
たのしみだわぁ♥
by デウスの妻ルシア♥
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あっ人がしゃべってたのね
って感じですな
最後にしれっと嫁登場
旦那は鼻血ブーでアスファルトとキスしてるのに爆
彼女は今後ナレーションに使わせてもらいます
次回
やっと本格的に始まります
がんばろうかな
やっぱりノープランです
仲間になる女の子は考えてるんですけどね
誤字脱字指摘していただけると幸いです