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小さなコワーキングプロジェクト ~貴方の居場所~  作者: RIO


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3/8

第3話 しまった!やらかした!

私は、特にその場でやることも無く、スマホで求人サイトを見ていた。いつものように。お気に入りに入れたり、外してみたり。

この場所は1時間300円だというので、とりあえず、1時間で出ようと思った。スマホを弄りながら、周りの人の様子をチラチラと伺っていた。

あの眼鏡の人はパソコンで仕事してるのかな?フリーランス?

あの手芸をしてる女性は沢山作っているし、ハンドメイド作家かな?

大きな卓袱台では何やら、会議をしているようだ。

皆、仕事か……。私は……何してるんだろう……。

「今、経理の子が辞めちゃってさ、探してるんだよ。誰かいないかな?」

え?

「うちは、CAD出来る子が辞めちゃってさ、俺、手描きの図面しかひけなくてさ。誰かいないかな?」

「うちも、SNS?あれ出来る子が辞めちゃって困ってるんだよ。」

そんな会議の話が聞こえて来た。ここって何??

「SNSなら私やろうか?」

小林さんが会議に加わった。

「僕、CAD出来る人知ってますよ。」

眼鏡の人も加わる。

「経理は流石に居ないか……。」

「あ、あの、私……。」

思わず私も加わってしまった。

一同の視線が私に向く。

(しまった。やらかした!)

俯く私に小林さんが、

「彼女は木村さん。今日から皆の仲間。」

「え?」

思わず顔を上げた。

「そう。木村さん、よろしく。」

「よろしく。」

「宜しく。」

「あ、よ、よろしくお願いします。」

「で?木村さん、誰か経理出来る人知ってるの?」

小林さんが優しく尋ねる。

「私……その……補助ですが、経理をやってました。簿記2級を持ってます。」

言ってしまった!!

「おおーーー!!」

「すごーい!」

「助かるー!」

その後はお茶で乾杯した。

皆、笑顔で迎えてくれた。私も笑顔がこぼれた。

これが、私のこの小さなプロジェクトとの出会い。


続く

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