24. 5日目 レイラSide① 起床
□■□
「……オマエなんかキライだ」
結局昨夜はボクがメチャクチャにした部屋とは別の所に連れていかれて、横で穏やかな寝息を立てているオンナと寝ることになった。ボクがイヤだと散々文句を垂れたけど、もう精神的にも肉体的にも疲れていて最終的にはコイツと添い寝することにした。
―――深夜に寝首を掻いてやろうとしたらフツーに失敗した。
オンナはボクが巻くのを手伝った包帯を見せつけるかのように、服を捲り上げて寝ている。あれだけ寒いから風邪を引くとか言ってたくせに、自分から引きにいこうとしてるじゃないか。
「ボクより寝相…ワルいんだな」
服の隙間から見える肌が何だか…キレイだ。まぁ、オウジョっていう偉いヤツらしいし、怪我するような生活なんか送って―――
「―――いるか」
寝返りを打ったオンナの背中に当てている包帯がほんのりと紅く染まっているのが目に入った。別に後悔なんかしてない。コイツがボクにひどいことをしたのはホントだし、コイツは人間族だ。傷つけていい理由なんてイッパイある。
「…にしても何時まで寝るつもりなんだ?もう朝だぞ」
窓から差し込む光はボク達が寝ているベッドにも当たっている。朝というよりは昼に近い時刻なのかもしれない。そう思い至ると、急にお腹が空いた気がした。それに、なんだか身体がダルイ…?
「なんでだろ?」
睡眠はもう十分にとった。この身体の重さは空腹から来るものじゃないし……。
「そういえば、コイツが昨日―――」
『契約者ライリー・エルヴィスが命ずる。隷属者レイラに条件付けを施す。その条件を満たさない限り、彼女の魔力回復を制限。条件は―――私の身体に一日一回、口づけをすること』
あぁ、魔力が足りてないんだ。随分と不便な身体にされたものだ。
「コイツが起きている間にキ、キスなんてイヤだし……」
―――今ならバレない?
「ホントにキライだ……」
起こさないようゆっくりとオンナの手に触れて―――ボクはキスをした。
少し時間を下さい。
プロット作りが間に合ってないので、、、春は仕事量が増えて困る(T_T)
気長に待っていただけると幸いです。




