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王女なのに虐げられて育った私が、隣国の俺様皇帝の番ですか?-または龍神皇帝の溺愛日記-  作者: 下菊みこと


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シュシュと栗拾い

栗拾いは楽しいんですが、その後の処理と調理がですね…

俺は今日、シュシュと一緒に栗拾いに来ている。シュシュのやりたいことリストにあったからだ。


「シュシュ、準備は万端か?」


「はい!軍手、トング、籠、虫除けスプレー…オーケーです!」


「なら早速始めようか」


初心者のシュシュに説明しながら栗拾いを始める。


「落ちた栗のイガを足で踏むようにして、割れ目にトングをはさんで、中の栗だけをつかみ出すように取るんだ。」


「こうですか?」


「そう。上手だな、シュシュ」


「ありがとうございます、ニタ。でも、割れ目が開いていないものはどうするのですか?」


「イガが開いていない栗は早熟のうちに落ちてしまったり、中が虫に食べられてしまっている可能性がある。拾わない方がいいな」


「そうなのですね…!気をつけます!」


「おいしい栗は、外側の皮にハリやツヤがあってパンパンに詰まっているものだな。指で押してみて、中に空洞があるようなブカブカしたものは、あまりおいしくない栗だ。外側の皮が濃い茶色になっている栗は美味しいはずだ。逆に、虫に食べられたり病気になったりしている栗は、表面が白っぽくなったり、黒っぽい箇所があったりする。要注意だな」


「はい!濃い茶色の栗を頑張って探しますね!」


そしてシュシュと俺は話をしながら楽しく、数時間かけて美味しそうな栗を拾い集めた。


「楽しかったですね、ニタ!」


「ああ。思ったよりも飽きなかったな。想定していたより長く続けてしまった。来年もまた来ような、シュシュ」


「はい、楽しみにしていますね!」


栗拾いを楽しんで、拾った栗は持って帰った。明日は栗尽くしのメニューが出るらしい。今日取った栗が食事に出たら、きっとシュシュも喜ぶだろうな。楽しみだ。


ー…


次の日。宣言通り食事は栗がふんだんに使われていた。栗ときのこのパスタに、かぼちゃと栗のサラダ、栗のポタージュにモンブラン。シュシュが目を輝かせる。


「ニタ、もしかしてこれって…!」


「ああ。俺たちが昨日取ってきた栗だな。嬉しいか?」


「はい、とっても!」


「じゃあ、食べようか。いただきます」


「いただきます!…うーん、美味しいです!」


「やはり、自分達で取ってきた栗だと思うとなんだか余計に美味しいと感じるな」


「本当ですね、ニタ…昨日も今日も、本当にありがとうございます。私、大切な思い出にしますね!」


「ああ。俺も大切な思い出にする」


「シエルにも上げられたらいいのですが、犬…じゃなくて、フェンリルですものね。上げない方が安全ですよね」


「そうだな。シエルには代わりに栗型のクッションでもプレゼントしよう。喜んでくれるさ」


「ナイスアイディアです、ニタ!」


シエルは栗型のクッションを受け取ると口にくわえて振り回して遊んでいた。気に入ったようでなによりだ。

栗はスイーツなイメージですか?おかずなイメージですか?私は断然スイーツです

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