表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Anima ~魂の救済~  作者: 紫苑
2/2

Do you believe in ghosts?

名前:五十嵐颯いがらし はやて

イメージカラー:緑

身長:177cm

体重:67kg

血液型:О型

誕生日:5月25日

星座:双子座

属性:風

特技:剣道、除霊

好きなもの:清潔な空間、メロンソーダ

嫌いなもの:悪人、悪霊

天敵:テンションが高い人、卑屈である事を誇りに思う人、はっきりしない人


爽やかな雰囲気と気さくな人柄で男女問わず、人気のある優等生。文武両道で教師からも一目置かれている。

社交的且つ人当たりが良いが、曲がった事を嫌う真面目な性格で基本的に冷静で落ち着いている。一方で自分の中で善と悪の価値観が定められており、悪と判断した相手への容赦は見せない苛烈且つ冷酷な一面がある。

突然で申し訳ないが、皆様は幽霊と言う存在を信じているだろうか?

死者の魂や怨念、成仏していない霊魂……要するに死んだ人が成仏出来ずに姿を現したものや死者の霊が現れたものの事を指し、幼稚な言い方をすればお化けとも言う。

まぁ、何にせよこの手の存在を一度でも認識した方は心霊系を取り扱う番組を過去に視聴しているのが定番だが、満場一致で良いイメージを持つ人はきっと少ないと思われる事だろう。

ただ単に人を驚かせるだけならまだしも、中には人に憑依して身体を乗っ取ったり、死者の世界へと引きずり込んだりと危害を加える幽霊だって存在するし、生前散々人に危害を加えてきた人間が死んで幽霊になった途端いきなり成人君主になるなんて考えにくいし、その手の幽霊や都市伝説を取り扱った創作物も数多く存在している事がそれを裏付けている。

ただし、人間だってやられっぱなしな訳ではない。

そんな特定の霊や都市伝説に対して、その実情や内幕を明かしたり、対象の都市伝説を無効化する存在を示したり、霊視などで霊の存在を認識し、霊と対話し、交渉を用いて生前の未練を断ち切らせたりする霊能力者や対抗神話の存在が語られている。

何故そんな回りくどい前置きや説明をするのか?と言う疑問を持っている方もいる筈なので簡潔に述べると、俺がその能力者だからだ。

……うん、いきなりそんな事言われたって何言ってるんだお前って反応をする方が大半だと思う。俺だってそう思う。普通なら。

だが、そもそも普通の人間なら幽霊は見えないし、見えてはならないだろうからこの時点で俺は普通と言うカテゴリーから外れる。

何て言ったってまず幽霊の姿が見えるし、声が聴こえるし、身体に触れるし、話したり喋れるし、憑かれる事も出来る為にこの時点で俺は普通の人間と異なる事を俺自身も自覚している。

それでも日々の暮らし自体は俺が朝に目覚めて、食べて、勉強して、運動して、遊んで、休んで、風呂入って、夜に眠って……までのこの平凡な日常は俺が定義している普通の人間及び高校生と変わらない自覚でいて、またいつものようにそんな一日の始まりと終わりを繰り返すのだと当たり前のように、勝手に思いながら学校から帰宅している最中に――、


未来人と出会った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ