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欠陥製品の幻想入り  作者: カゲロウ
4章
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それぞれの行動

コロナの影響で外出自粛していても課題に追われ筆が進まなかった今日この頃。

それでは本編。

「…で、見つからなかったんだね?」

「あぁ…一切合切形跡無し。有り得ねぇだろこれ……」

嘘見てぇだが、カゲロウの手掛かりは本当になかった。一体全体どんな手段で消していったんだ……?

「あと行ってねぇのは冥界くらいだが…」

「あぁ、そちらにはアリスが向かったよ。途中で鈴仙も連れていく、と言っていたかな」

「アリスがぁ???大丈夫なのか…」

「恐らく大丈夫だろう。カゲロウ達と出会えれば良いのだけれどね」

なーんか不安なんだよなぁ…正直、アリスって変なとこでポンコツになるからな……

「プロキオンはアリスの事をポンコツだとは言えないよね」

「さも当然のように心読むなよ!?ったく、さとりかよお前…」

「さぁね。それより、栞は?」

「あー、あいつなら何か用事があるってどっか行ったぜ」

「……ふむ、そうか」

まぁ、どうせルーツんとこだろうけどな。栞のやつが行きそうなのはそこぐらいだぜ。

「こちらも動くかい?」

「今は結界の維持が優先だな。人数減っちまったし、俺らでどーにかするっきゃねーしな」

ま、アリス達に頼るっきゃねぇってことだな。頼むぞー、ホントに。


「それで、冥界に行くのですか?」

「えぇ。あと行っていないのは冥界だけだから、きっとそこにいるはずよ」

「分かりました、お供します!」

事情を説明したら、鈴仙も来てくれることになった。心強いわね。

「ありがとう。けどいいの?永遠亭を空けてしまっても」

「大丈夫ですよ。姫様と師匠、依姫様もいらっしゃいますから。あと一応てゐも」

そうだったわね。幻想郷の各地で妖怪たちが消えていっている中、永遠亭は何故か無傷なのよね。

「それじゃあ早速行きましょう!妖夢に頼めば連れていってくれると思います!」

「ならまずは白玉楼へ向かうのね」

「はいっ!」

そうして私達は冥界へ行くために、白玉楼へと向かった。


「そんでカゲロウ、お前行くあてあんのか?」

「…ごめん、一切ない。勢いでそのまま来ちゃったからさ…」

「はぁぁぁ…んな事だろーと思ったぜ…」

ホントに勢いだけで来たから、どこで見かけたとか、どこにいたとか、事前情報が何一つないんだよね…これはもう…

「手分けするしかないよね」

「言うと思ったわ」

「俺は東の方から見るから、ルインは西側宜しく」

「おう任されちょっと待てコラ」

ツッコミ入れるのもいいけど句読点か何か挟もうね?

「こんなだだっ広い土地を東西で分けたらくっそ面倒い事になるだろ。主に捜索範囲的なので」

……否定は出来ない…かもしれない。

「…それでも探すしかないんだよね。というか探したい。俺自身の意思で」

「はぁぁぁ…わーったよ。めんどくせぇけど西側探してくるわ…」

そう言ってルインは西側をめざして飛び立った。

さて…俺も東側を探さなきゃね。アリィがこの場所にいるかもしれないと願って…いや、いると信じて。

何故かこれと次の章は短くなるような気がしてならない。

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