幻想郷
3話。
コラボよりこっちを進めそう()
「げんそうきょう…?」
「『幻』を『想』う『郷』で幻想郷だよ〜」
「そこに行ってほしいんだ」
「どうして…?」
「…幻想郷に必要な存在…博麗霊夢を探してくれ」
「…はくれいれいむ?」
「博識の『博』、麗しいの『麗』で『博麗』。『霊』の『夢』で『霊夢』だよ〜」
「霊夢は幻想郷の維持に必要なんだ。彼女がいなければ幻想郷は崩壊してしまうからね」
「えっ…!?」
(猶予は?)
「そうだね…残りは今からおよそ半年かな」
(案外あるのな…)
「他の皆が頑張っているからね」
「てなわけで行くぞ!」
「今からなの!?」
「大丈夫だよ〜、私は一緒にいるから〜」
「2人は!?」
「「結界の維持で忙しいから」」
「レッツゴー!」
有無を言わさず幻想郷に拉致されました。
気が付くと、見慣れない森の中にいた。
「…ここが、幻想郷?」
「多分そうだろ」
「だよね…ってルイン!?」
「おー?…おー!?身体!?はぁ!?」
そこには、肉体を得たルインが浮いていた。
「君がルインか〜、よろしくね〜」
「「説明求む!」」
「ここはなんでもありの幻想郷だもん、裏人格が肉体を得るなんて普通じゃない…かな?」
「なんで疑問形なんだよ!!」
と、そこに新たな声が加わった。
「人の家の前で騒がないでくれるかしら…」
「あ、アリス〜、ただいま〜」
「あら、ユナじゃない。てことはその2人は友達?」
「あっ…泡沫カゲロウです。こっちは俺の裏人格の…」
「…ルインだ」
「ところで…ただいまってどうゆう…?」
「ねぇアリス、カゲロウ達も置いてよ!」
「1人だけならいけるけど…」
「あ、それなら問題ねぇさ。俺はカゲロウの中に戻れっから」
そういうとルインは俺の中に戻った。
「順応早くない!?」
(気にすんな!)
「…ま…まぁ…とりあえず…入る?」
「えっ…えーっと…お邪魔します」