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欠陥製品の幻想入り  作者: カゲロウ
2章
28/49

分断-3

本編26話。

いつも以上に遅れたのは単純に妹紅の口調に悩んだせいです(結局男に寄せた口調ですけど)。

それでは本編、どうぞ。

「いてて…ここは…地下なのか?」

どうやら私は地下に落ちてしまったらしい。カゲロウとルインも落ちたはずだが、別々の場所に落ちたのだろう。

「…ここの探索が終わったらルインをしばくか…」

その為にもまずは2人を探さなければならない。私は2人を探すために移動した。


「それにしても、ここはホントになんなんだ…?」

私はずっとそれを考えていた。入った人が出てこないこともさる事ながら、そこはどう見ても湖だった。

「森の地下に湖…?あ、これが慧音の言ってた地底湖ってやつなのか?」

そう思ったが、何か違和感を感じた。

「…ん、これって…ホントに湖か…?」

試しに軽く踏み込んでみたら、案外普通に歩けた。湖ではあるが、どうやら一面凍っているらしい。

「まだ秋に入ったばっかりだぞ…それなのにもう凍っているのか…?」

興味本位で氷を覗き込むと、そこにあったのは…

「…なんだ、あれ…」

氷を通して見えたのは、巨大な十字型の金属だった。

「あれって…十字架って言うやつか…?でも、あんな沢山作ってなんになるって言うんだ…?」

考えても分からないので、カゲロウ達を探すために他の場所に移動した。


「うーん…迷った」

まぁ地図もないし、そもそも初めての土地なのだから当たり前なのだが。

「何かわかりやすい目印でもあればいいんだがな…」

いや、どこを目指しているという訳でもないのだから、目印があったとしてもさほど意味は無いのだけれど。

「しっかし…ホントにどこを目指せば…」

そんな時、右の方から何かの咆哮が聞こえた。

「…あっちに何かあるのか?」

何かに巻き込まれやすいみたいだし、もしかしたらカゲロウかルインがいるかもしれない。そう思って咆哮が聞こえた方に行くことにした。

次回は再びカゲロウ回。そして分断最後の予定。

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