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欠陥製品の幻想入り  作者: カゲロウ
2章
25/49

分断-1

本編24話。

カゲロウ視点のお話

それでは本編、どうぞ。

「いてて…ここ…どこだろ…」

俺は森の地下深く(?)で途方に暮れていた。

何故そんな場所にいるかと言うと…


「うっし!着いたな!」

「こんなに歩いたのは久しぶりだな…」

「そうなんですか?」

「あぁ…いつもは竹林の中を見て回ってるばっかりだからな」

「へぇ…そうなんですか?」

「それより先に行こうぜ!」

ピシッ

「「「へっ?」」」

「なんかに…引っかかったぞ…?」

ガコッ

「「「はっ?」」」

「地面が…割れた…?」

「と言うより…仕掛けが作動したのかな…?」

「てことはさ…俺ら…」

「「「…落ちるじゃん!!!」」」

ヒュ〜〜

「「「うわぁぁぁぁぁ!!!」」」


こんな感じだったはずだ。

「この状況…十全にルインのせいじゃん…」

文句を言おうと辺りを見回してもルインと妹紅さんの姿が見当たらない。

「別々の場所に落ちたのかな…とりあえず移動しないことには何も始まらないか…」

俺はその場から移動し始めた。


(ここって、森の地下みたいな所なんだよね…?)

そう疑問に思っても仕方がないと思う。何せ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「ここには…森の精霊がいるのかな…」

そもそもこの世界に精霊が存在するのかさえ疑問なのだが、人外がいるのだから精霊もいるだろうと勝手に納得している。

「それにしても…どこに行くべきなんだろ…?」

〔もう少し動かなきゃ分からないと思うけど〕

「うーん…そうだよねぇ…」

〔兎にも角にも、ルイン達を見つけることが先決でしょ?〕

「そーだけどさぁ…これ以上下手に歩き回って迷うのもねぇ…」

俺はしばらくそのまま悩み続けた。そして…

「とりあえずもう少し移動してみるよ」

〔ようやく?〕

「うっ…ごめんって…」

そうして歩き出して…

ズボッ

「へっ…うぁぁぁぁ!!!」

深い穴にはまり、さらに地下へと落ちることになりました。

次回はルイン視点、時系列は今回と同時刻ですかね

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