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欠陥製品の幻想入り  作者: カゲロウ
2章
24/49

番外編 クリスマスパーティー

超番外編

本編とは無関係なので時系列は無視でお願いします。

それでは超番外編、どうぞ。

「おーいカゲロウ!そっちの準備はどうだ?」

「だいたい出来てるよ。料理の方はアルタイルとユナがしてくれてるしね」

今、俺達はクリスマスパーティーの準備中だ。話に出てこないプロキオンはみんなの所に参加するか聞きに行っている。まぁ道草くってるだろうけど

「こっちも準備出来たわよ」

「アリス、手伝ってくれてあんがとな!」

「良いわよ。どうせ今年もするつもりだったんだし。それに、カゲロウとルインが来て初めてだもの、もっと色々飾らなきゃ」

「頼みますから、俺達に飾らないでくださいよ?」

「どうしようかしら?」

他愛もない話を続けていると…

「アリス〜、来たぜ〜」

「この声…魔理沙ね」

「途中でチルノと大妖精も拾ってきたぜ!」

「あたいを下ろせー!」

「お邪魔しま〜す」

「どうやら、少しずつ集まってきたみたいだね」

「頑張っていっぱい作らなきゃね〜」

料理担当の2人の会話が少し聞こえてくる。ちなみにアルタイルがメインの料理担当、ユナは菓子作りを担当している。

「出来ることなら、霊夢も一緒にやりたかったわね…」

「うっ…ら、来年!来年こそみんなでやりましょう!」

「ええ、そうね」

「喋っているってことは、ある程度終わったのかしら?」

「あ、咲夜さん。だいたい終わってますよ」

そう、今俺達がいるのはアリスさんの家ではなく、紅魔館という場所である。というのも、ルインの「広い場所でパーティーしたい!」という我儘にプロキオンが悪ノリしたのである。そして紆余曲折を経て、紅魔館を借りることになったのだが…

「それはそうとしてカゲロウ、貴方、わかってるわよね?」

「うっ……わかってますよ…パーティーが終わったらフランドールさんと全力で遊べ…ですよね」

これが紅魔館を借りる上での対価である。俺は一も二もなく同意したが、アリスさん曰く『遊ぶ=弾幕ごっこ』で、なおかつフランドールさんはとても危ないらしい。正直言って不安である。

「えぇ、よろしくね」

「…はい…」

そうこうしているうちに永遠亭の人達や人里の人達、妖怪の山の妖怪達も集まってきていた。

「こうしてみると、明らか女が多いな…」

「だね…言うなれば『幻想少女』…かな?」

「…かもな」

「おーっす!準備は出来てっか?」

「おかえり、プロキオン。料理の方は準備出来ているよ」

「あ、飾り付けも終わってるよ」

「てことで…」

そこでルインが声を張り上げた。

「クリスマスパーティー、始めるぞー!!!!!」

その声を皮切りに、クリスマスパーティーが始まった。


「うおっ、これ美味ぇ!ユナ、これなんだ!?肉か!?」

「それはローストビーフだよ〜。外側だけ蒸し焼きにした牛肉…かな〜?アルタイル、合ってる〜?」

「その認識でだいたい合っているよ」

「このクッキーも美味しいね、チルノちゃん!」

「うん!」

そこかしこで談笑したり、いつも通りの小競り合いをしたりしながら、みんな楽しく食べていた。

「ルイン、満足?」

「おぉさ!美味い飯も食えるし、楽しそうだし、最っ高だ!」

「名前からは想像出来ないよねぇ…」

「るせ!」

破滅(ルイン)の名からは想像出来ないほど、ルインは楽しいことが大好きだ。

「お前も楽しめよ!」

「わかったわかった」

俺も今日は楽しむことにした。


そして2時間後…

「さて、そろそろお開きにしましょうか」

いつの間にか仕切っていた永琳さんの一言でパーティーは終了、解散となった。何人かは残って後片付けを手伝ってくれたりもした。

「いやぁ…楽しかったな!」

「だな!またやりてぇなぁ…」

「でも頻繁には出来ないよね〜」

「そうだね。材料費、場所、その他にも…」

「アルタイルは現実的ね…」

「あはは…でもアルタイルらしいね」

俺達はそんな話をしながらアリスさんの家へ向かっていた。今日はアルタイルとプロキオンも泊まる予定だからだ。

(…来年…あるのかな…)

〔あるよ。というか来年に繋げなきゃ〕

(…だね!)

今日の日を忘れず、来年もみんなで楽しく過ごす…そのために決意を新たにしたのだった。


後日

「まだまだ遊ぼ!()()()()()!」

「うぅ…きつい…小さな子ってこんなに元気だっけ…」

咲夜さんとの約束通り、何故かお兄ちゃんと呼ばれつつ、フランドールさんと遊んでボロボロになったのでした。

書き忘れて速攻書いたから登場キャラ数少なめです許してください。

あとこれは言わなきゃ

Merry Christmas!

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