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欠陥製品の幻想入り  作者: カゲロウ
1章
13/49

覚醒

13話。

カゲロウがスペル使っちゃいます。

それでは本編、どうぞ。

「うぅ…どうすればいいのよ…」

私はパルスィと戦っていたが、完全に防戦一方だった。打開策は未だに見つからない。そんな時、私の後ろから光が発せられた。

「なっ…何なの?」

その光の中心はカゲロウだった。

「カゲロウ…?」

「うわぁ…レンズ割れてる…見にくいし、邪魔だし…もう良いかな」

さっきの衝撃でひび割れた眼鏡をカゲロウは投げ捨てた。そして、眼鏡を外した()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

(…綺麗…)

「目の色を変えて見せる特殊な偏光フィルタ付きレンズ…高かったのになぁ…」

〔無駄に高いもの使ってたんだね…カラーコンタクトじゃダメなの?〕

「無駄って言わないでよ…なんでか分からないけどカラーコンタクトじゃあ透過しちゃうんだ」

〔そうなんだ、大変だね〕

「隠す物は、もう無いけどね…この眼は、ほんとに嫌いなんだけどなぁ」

「んな呑気に…話してんなよっ…!!」

遠くに倒れふしていたルインが怒り気味に叫んだ。私もそう思ったが楽しそうだったので黙っていたんだけれど…

「あ…ごめん…」

〔僕を使ってよ。僕は君の剣なんだから。それに今の君なら使えるよね?〕

「じゃあお言葉に甘えて…」

そう言うとカゲロウはおもむろに剣を構えた。

「…片鱗『時断(ときたち)白鏨(しらたがね)』」

「…えっ?」

そしてカゲロウはいつの間にかパルスィを抱えていた。当のパルスィは気絶しているみたいだった。

「…ええっ!?」

「はぁっ!?」

「なんじゃ…!?」

〔みんな驚いてるねぇ〕

「そりゃそうでしょ…それより、さっさと終わらせますか」

そう言って再び剣を構えると

「久遠『地穿(ちせん)緋刀(ひとう)』」

そうして剣を振ると、無数の弾幕が視界を覆った。

読んでもらえているのか、そもそもみんなこのサイトにいるのか不安な今日この頃

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