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欠陥製品の幻想入り  作者: カゲロウ
1章
10/49

御神楽栞

10話。

敵さんも味方さんも緩い。

それでは本編、どうぞ。

「御神楽…栞…」

「お前、パルスィ(こいつ)になんかしたのか?」

「強いて言うなら、暴走させたかな。博麗の巫女を探されるのは目障りじゃからの」

さらっとなんでもない事のように爆弾発言しましたこの人。

「はぁ?暴走?」

「なんかすっごい嫌な予感するんだけど…」

「ふふ、心配はいらぬよ。ちと暴れるだけじゃ」

「お前は口調統一しやがれ!!」

それはわかると思ったけど言わないでおく。関係ないからね。

「ほれ、起きんか。時間じゃぞ」

御神楽さんはルインの言葉を無視してパルスィさんを起こし始めた。ホントに嫌な予感しかしない。

「うるさい…妬ましい…」

「何が!?」

「パルスィはもともとこうなのよ…他人を妬むの」

「面倒くさっ!!」

「妬ましいから…ぶち壊してあげる!」

そう叫ぶといきなり攻撃してきた。

「うおっ!!ぶなっ!!」

「これがアリスさんが言ってた弾幕ってやつですか!?多すぎません!?」

「そうね!いつもより多いわよ!」

「妬ましい妬ましい妬ましい!!」

「うるっせぇぇぇ!!!」

ルインは叫んでるけど俺は流石に避けるので精一杯だ。いや、ほぼ全弾掠ってるから避けれてさえないけど。

「妬ましい妬ましい妬ましい妬ましいぱるぱるぱるぱる!!!!」

「!?」

嫉妬が力になるのかはわからないが、格段に弾幕の速度と威力が上がった。

「っ!まずっ!」

そんな弾幕を避けられるはずもなく、見事に直撃。

「がっ!!!」

「カゲロウっ!」

…意外と重い…数メートル吹き飛んで壁に激突。確実に二、三本は骨が折れた。

「あぐぁ…」

俺は意識が途切れるか途切れないかの瀬戸際の状態で崩れ落ちた。

そろそろ能力出そうかな、うん

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