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『TLS 第一話』  作者: 黒田純能介
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学園にて


ここは都内に隣接する、とある県の学園。


その一角にある、所謂授業告知の掲示板前に布津の姿があった。


「今日の授業は無し、か…」


布津は掲示板に背を向けると、直ぐ側にある食堂へ入って行った。


「…でさ、教授に言ってやったんだよ、『それに対する萌えってどう表現するんですか?』ってね!そしたら教授黙っちゃってさぁ~!」


食堂では皇が女学生を相手に話題の花を咲かせていた。皇は人気があるのか女学生に持てはやされている。


「………………。」


そんな楽しい空間も、布津が皇の脇に立った事で全て崩れ去ってしまったのだが…。


「あ、ちょっ…、」


そそくさと去って行く学生達。皇は諦めたのか大人しく席に座り直す。


「ったくよ~。折角盛り上がってきたトコだってのに」


「知らん。それより何か手掛かりは?」


皇は首を横に振る。


「いや…。サッパリだ。さっきの娘達も何も知らないってさ」


「うむ…こっちも収穫ゼロだ。まぁそう簡単に見つかるとは思えんがな…って何をしている」


皇はいつの間に頼んでいたのか、ラーメンを啜っていた。


「あ?ラーメン食ってる。ここの学食旨いんだぜ~?食うか?」


布津はいらん、とでも言うように皇に背を向けた。


「食うのは結構だが…。仕事を忘れるな」


「わーってるって!終わったらまた手掛かり探すからよ!」


布津は皇の声を背に、食堂を後にした。


一方その頃…


…ジャリッ。


学園の裏門に人影があった。主要道路に面していない為、人の出入りは滅多に無い場所だ。そこにいたのは、ラフな服装に着替え、指令を実行する為に現れた神崎だった。


「敵主要拠点の『偵察』ね。大層な任務だな」


神崎は皮肉っぽく喋ったが、側の大柄な人物、一条は何も答えない。


「相変わらず一条サンはだんまり、か。格好良い事で。んじゃ行きますか」


二人はそれぞれ二手に分かれ、偵察任務を開始したのだった…。


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