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ヘソの洞窟の6英雄  作者: 卓
5/14

体は女だけど男のシンボルが付いているサムライのミフネ

 その女……いや、男の名前はミフネ


「なるほど、それでこの町にきたのか」

 ハンターディーンがここへ来た経緯をミフネに話す


 先程の騒動はハンターディーンが土下座をすることにより事無きを得た


「俺はこの町に来て三日目だが確かに領主の良からぬ噂を聞くよ」


 この町では一月ほど前から行方不明者が5件起こっていたという、いずれも若い女性で容姿も良いとのことだ


そしてその被害者の娘の一人が領主の館に入って行ったのを見たとの噂もあるという。


 ___その日は同じ宿屋で4人が眠る__


 ___そして朝が来た___


「チュンチュンチュン」

 鳥の鳴き声がする

「ふわぁ~っ、むにゃむにゃ」

 目を擦りながらミフネが起きる。


 ミフネは素っ裸で寝ていた、確かに男のシンボルが付いている、しかし……小さい……


 それ以外は女の体そのものだ、生まれつきこうなのか、それとも魔法や呪いなのか?


「今日も元気だな」

 自分の小さな分身が元気なのだ。


 胸にサラシを巻いて、下は赤いフンドシ、着物風の服を前を開けて着こなし下はガラの入った赤いパンツ。


 __そして、命よりも大事な刀……__


 妖刀、真村正!を左腰に差す。


「騒がしいな?」

 何やら下が騒がしい


 コンコン……とドアがノックされる


(誰?)


コンコン……

「私よ、ハンターディーンよ、開けて!」


 こんな早くに来るのは何かあったのだろう


 ガチャ……

「何用だ?」

「大変よ、昨日の店先での騒ぎを聞きつけて町の自警団が来てるのよ!」


 部屋の前にはジークフリートとアーリンもいた、

 亭主が通報したのであろう。


 ______


「私は自警団の団長セシルだ、昨日の騒ぎの件で来た、そこの豚と黒髪の女、一緒に来てくれるか」


 1階に自警団を名乗る者が10人で来ている、それぞれプレートメイルを装備している、胸には鷹の印があった、黒い鷹の印の中にひとりだけ赤い鷹のマークがいる


 団長を名乗るセシルだ。


「ここでは皆に迷惑がかかる、外に出よう」

 ミフネだ


 自警団の一人がミフネに近付く


「触るなよ? 外に出ろと言っている」

 ミフネが鋭い目をそいつに向ける


「一緒に来てくれると思ったのだが……」

 セシルは少し残念そうだ、そして聞く


「君の名は?」


「俺はミフネ」


「!!! な、なに?……まさか……な」

 セシルはミフネを上から下まで値踏みするように見つめ、そして……


「これからは騒がないように頼む」

 踵を返して出て行く


「だ、団長?」

 ぞろぞろと部下が続く。


 ジークフリートが驚きの目でミフネを見る


「有名人なのよ、ミフネはね」

 ハンターディーンがジークフリートに諭すように告げた。


「ミフネ……あんた何者なんだ?」

 ジークフリートが詰め寄る


「俺かい? 俺はサムライのミフネ、あんたらの仲間だ」


「な、何をかってな事言ってやがる、誰が仲間にするって言ったんだ」


「私よ! 何か文句ある?」


「あ、あんたか……なら、従うしかないな……」


 ハンターディーンはミフネに仲間になりたいか? 等とは一言も言っていない、しかし出来ることならば仲間にしたかった。


 それが向こうから言ってきてくれたのだ、乗らない訳にはいかない


 こうしてサムライのミフネが仲間になった。




 





 









 




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