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雷帝は修羅の道を歩く  作者: 九日 藤近
第二章 シナーラ
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64 訓練

 学校に通い始めた俺の生活サイクルは、大幅に変わった。


 学校に通う前は、孤児院の手伝いや、訓練を永遠とやっていた。(まあ、訓練と言ってもただ自分に負荷をかけて動き回っただけだが。)


 学校が始まった今、日常でかけている重力の負荷以外の訓練もするべきだろう。


 しかし、魔法などはカシムであった時代はスキルを奪って使用していたため、最初から覚えるとなるとどうして良いかわからない。


 なので俺は剣による空間操作の訓練をすることにした。


 することは簡単だ。俺が以前、カシムであったときに作った剣のうちの一振り、『狭間』を使う。


 この剣は鍵の形をしていて、空間を操作する能力を持つ。


 例えば、転移と同じようにゲートを作り長距離を移動したり、狭い空間を広げてたくさん物が入るようにしたり。


 色々な応用ができた。ちなみに、今俺はこの剣を使えば空間を弄って好きに部屋を作るぐらいはできるようになった。


 話を戻すが、生活サイクルが変わり、俺は夜遅くまで自分で作った部屋を弄っていた。


 そのため、いつも授業中は半分舟をこいでいる。


 「椎名!起きろ!」


 俺が舟をこいで--完璧に寝ていた--いると、先生からお説教を受けた。


 「はい。」


 俺は重い瞼を維持で持ち上げる。


 「で、何ページを読めばいいんですか?」


 今は国語の授業中のため、椎名は自分が朗読させられるために起こされたのだと判断した。


 「本当に寝ていたのか、お前は?」


 気のせいか教師の額に青筋がたっているような気がする。


 「ええ、まあ。」


 まあ、そんなものを気にする俺ではない。普通にそう返すと、教師は大きく息を吸い込む。


 「授業はもう終わっとるわ!」


 教師の怒号は隣のクラスまで届いたという。

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