表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雷帝は修羅の道を歩く  作者: 九日 藤近
第一章 レムナット
44/148

42

頭痛かったので、いつもより文章が拙いです。もしかしたら後日書き直すかもしれません。

 龍人。それは三百年前までは亜人種の一種として人里離れた秘境で暮らしているとされていた。そう、されていた。


 ことは三百年前。龍人族は魔族とともに邪神カミールとともに神に挑んだ。理由は単純だ。カミールが彼ら龍神族を作ったからだ。そしてそれは魔族も同じだった。


 しかし彼らは戦争に負けた。そのせいで彼らは亜人ではなく、モンスターとして扱われるようになった。名をドラゴンとし、その変身能力故迫害もされた。


 そのうち龍人族はさらに大陸の奥の秘境へと移り住んでいった。


 そして今、彼らは自らの創造主の眷属であるカシムを里に迎えた。



 話は変わるが、かつて龍帝と呼ばれ、恐れられていたボヴァルキアだが、恋をしたことがない。そもそも龍人族は強い異性を好む。しかしルキの場合、小さい頃から力を持て余しており、同年代は愚か大人ですら勝てないほどの強さを持っていた。龍人族の性質上、ほぼ最強のルキに思い人ができなかったのは当然だったかもしれない。


 そのルキが恋をした。それも貧弱な人間に。龍人族からしてみれば人間など簡単にひねりつぶせる正に赤子のような存在だ。そんな人間に恋をしたとあっては龍人族の長として示しが付かない。そう考えた龍人族の若者の一人が、その人間が来た時に勝負を仕掛けた。結果は勿論惨敗。それも相手は軽くあしらっていた。


 「これではルキが惚れるわけだ。」


 里の誰もが彼の実力に納得し、彼を歓迎した。


 彼が次に里を訪れた時、彼は笑っていたが、その瞳の奥は悲しみが宿っていた。龍人たちは何かを察し、そのことには触れずに彼を歓迎した。


 彼はすごい人間だった。診療所を作り、武器を作り、銭湯を作った。彼の功績に、龍人たちは驚いたり、感心したり、新しいものをどんどん取り入れる彼が次何をするのかわくわくしたりしていた。


 そして今日、彼が作ったのは、酒だった。龍人たちは酒を知らなかったため、最初は口をつけなかったのだが、次第に飲むものが増えていった。


 「うまいなこれ!」


 すぐに里は酔った龍人であふれ、つまみに干し肉が備蓄がなくなる寸前まで食べられた。


 そして彼等は見ることとなった。自分たちの長の思い人の姿を。


 「だから~らんよれころひたまものはれんぶここにはいってるんれすよ~。」(だからダンジョンで殺した魔物は全部ここにはいいているんですよ。)


 そこにはべろんべろんに酔ったカシムがいた。そのあまりにも悪い酒癖に、龍人たちは一つになった。


 (((((この人に酒を飲ませてはいけない!)))))


 カシムの酒癖はカミールの眷属となった今でも治ってはいなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ