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雷帝は修羅の道を歩く  作者: 九日 藤近
第三章 二度目の異世界
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116 新兵器

今回はかなり適当に書いたので、内容に期待しないでください。


あしたは真面目に書きます。

 俺は今、迷宮の大渓谷に来ている。前に見つけた鉱石の鉱脈から、鉱石を採集するためだ。


 この世界には、実に心躍るものがある。それは、巨大ロボットだ。前にも言ったとおり、この世界の文明レベルは地球とほぼ同じだ。そこに更に魔法も加わったため、地球よりそういった兵器や、日用品などの技術レベルは高い。


 なので、俺は俺だけの巨大ロボを作ることにした。だが、この世界のロボははっきり言ってダサい。タコみたいに足が何本も生えており、ボディも真ん丸でボールに触手が生えたような見た目だ。


 そんなもの造りたくないし、乗りたくない。なので、俺が設計から全てすることにしたのだ。


 今回使うのは、渓谷内で一番の硬度を持つオリハルコンで作る。オリハルコンはかなり重い金属なのだが、俺は重力魔法を使うつもりなので重さは関係ない。


 とりあえず俺は採集を終えると拠点に帰還して、拠点の地下に作った空間でロボットの建造を開始する。


 形は地球のアニメにあったような人型だ。本当は人型だと色々難しいのだが、そこは魔法でどうにかする。


 とりあえず、俺は一つ一つのパーツから作っていく。


 まず、腕からだ。関節部分は球間接にして、可動範囲を大きくとる。そして、その関節も魔法を使って壊れにくくする。さらに、装甲には重力軽減の魔方陣を刻み、防御強化、自己修復も付けた。


 この調子で足、胴、頭も作っていき、全てに魔方陣を刻んだ。コックピットは胸に作った。


 地球でも問題になっている、振動についてはコックピットを水のようなもので満たすことで無くした。だが、完璧に消せたわけではない。わずかに振動があるので、そこは振動吸収の魔方陣を作ってみたら、奇跡的に成功して、振動はゼロになった。


 最終的な外見としては、ガ〇ダムのフォルムを少し丸くして、角を取り、色を全て黒で塗りつぶした感じだ。はっきり言って、パクリ感が半端ないが、カッコいいから良しとしよう。


 ちなみに、名前は『イシュタム』。マヤ神話において、自殺を司ると言われた女神の名だ。


 とりあえず、これは趣味で作った物なので、大切に収納にしまう。


 武軍に加えることはできなかったが、それはパーツを組み合わせて作ったためだからだと思う。


 とりあえず、俺はイシュタムと同じ型の機体をその後も作った。全部で六体。これ以上は作る気はないが、多分この後も作ることになるだろう。


 ちなみに、このイシュタムは詩帆の機体だ。最初だから、魔法特化にしてみた。


 俺の機体は、万能型だが、まだ三パーセントも完成していない。イシュタムは五時間で作れたのだが、やはり凝りすぎて三日たってもこの進行度だ。


 まあ、この機体のことは終わってから考えるか。


 俺は五日ぶりに地上に帰る。


 雪姉達には、地下のことは秘密にしていたので、地上に出た瞬間ものすごい勢いで抱き着かれ、説教されたけど、満足いくものが作れたから良しとしよう。

感想待ってます。

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