はじめ
「あっ痛てっ!」
つまずいた。小さな小石でつまづいた。人生で何回目だろうか。直径3mmほど小石が足底に穴が開く寸前のコンバースオールスター黒 の先端にひっかかり、バランスを失った私は両手で柔道一段受身も取ることもできずに、おでこはアスファルトに直撃した。
ぱちん!真知子の前で赤い実が弾けた。幸い私の頭は石頭で、硬度を計算してみたところ、ミネラル水は体によいということがわかった。のでかくいう私は、一日どころか明日以降の人生の見通しすらみえない風が心地よい平日午前8時。
日本中の社会適合人、私はこれを異邦人のように感じ、かつ4人囃子の一触即発というアルバムの次に尊敬している。敬具。日差しは焼付け、日本という法治国家の、「交差点人多い萎える・・・。」と思わずため息にまじらせ、そのまじりっけない白さで町中の洗濯物を白くしたいなぁと思わせる渋谷!のイカした害のチャラケタ肌色になることは、私の自尊心を、ひどく傷つけることになりそうなのでやめて今日はブルーマンデイ。
なぜブルーなのかは読み手に不快感を与えるだけなのでという逃げ道を用意しつつ、物語は進んでいく。物語開始早々で申し訳ないが、これはつまらない日常を訳の分からない嘘で煙に巻きつつ徒然なるままに進んでいくので大した出来事は起こらない。なのでエイリアンが出てきたり、都合よく人がバッタバッタと死んでいき、物語の4分の3くらいすぎたちょうどよい頃合で犯人が分かるなどというエンターテイメントを求めている人は読み物を間違えたのかもしれないし、そうではないかもしれない。それを切に願う。
しかしこれ以上筆者の戯言をつづけていてもそろそろ飽きられそうなので、思い切ってこの作品のジャンルを思い切って変更してみようと思う。何がいいだろうか先ほど出てきたエイリアンやサスペンスは筆者の存在価値のないプライドが許さないので書くことはできない。もし読んでいる人はこんなジャンルが良いということがあれば是非筆者に伝えることなくの胸の中に、うまい棒のおいしさの秘訣とともにしまいこんで欲しい。
ということで萌えだ!ここは思い切って萌えものにしよう!そして深夜アニメばりカワイイ挿絵を入れてもらい、そしてアニメ化してもらい、声優は竹達でDVDの印税を是非とも私のエン単位の通帳に入れてもらいたいものである。
ぱちん!真知子の中で赤い実弾けた!唐突に話を転換したいと思う。真知子はもちろんドジッコ眼鏡女子高生17歳である。気持ち悪!は禁句であるそれは筆者が書いていることが見えるからであって純粋に物語りに浸ることこそ物語の醍醐味である。一人称は一体なんにしようか?そうだぁ普段は頼りなく学力、運動、神経、性格ともに平凡で普段は頼りないがいざと言う時におでこから後光のような光を出し、そこにいる人たちの心の闇を浄化できるというミツルくんにしよう。充君の一人称は僕である。