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魔女to呪い

魔女の森ー


かつてそこには魔女が住んでいたという伝説がある


それ証拠なのだろう、この森には薬草が数多く自生している


ただ、モンスターはオオカミ、ゴブリン程度なので難易度1に指定されている


森はそれなりに大きな森で、中央には巨大な樹があった

ちなみに巨大な木は国の天然記念物に指定されている


「ライア達は何度か来たことがあるんだよな?」


「ああ、だけど薬草が集まらなくてね。断念していたんだ。森の奥に進むとゴブリンの巣があるから危険だし」


「そうか、まぁ大丈夫だろ。任せといてくれ、俺ら田舎育ちだから薬草には詳しいからすぐ見つけれるさ」


そう、薬草から食料集めなんて毎日してたんだからな




だがー


「いや、マジでねぇよ!?」


地面にはいつくばって、じっくりと周りを見ている


「ないね。っていうかこれ・・・誰かが根こそぎ持って行ってるんじゃないかな?ほらみてシュウ、そことか」


そこにはよく見れば、掘り返したような跡があった



「あーほんとだ・・こんな事したら次が生えてこないじゃないか・・冒険者ってのは何も知らないのか?」


そこにライアが


「いや、ちゃんと依頼書にも書いてあるぞ。採取の仕方が・・ほら、これ見て」


ライアから手渡された依頼書にはちゃんと、森のマナーが書いてあった

株は少し残す事とか、取りつくした場合の対処法とかだ


「うーん・・もう少し奥に進んでみるか?」


だが、そのもう少し奥にもやはり薬草はほとんど無かった


「ここまで来て2種類しかないってのはおかしくないか?これ以上奥に行くとモンスターのテリトリーだろう?」


そう、つい先ほどからオオカミの足跡や、ゴブリンのものとみられる矢などが落ちていた


「もうすっかりテリトリーの中だよ、シュウ」


そうか、カイは感知魔法で調べているのか

でもこのままじゃ帰れないからな・・


「もう少し奥まで行こう」


俺がそう言うと


「そろそろ…危ないと思う…」


サーシャが言った


「そうだ、4人しか居ないんだ、危ないぞ。そろそろ引き上げないか?」


ライアがそう言うが


「大丈夫だよ、モンスターに遅れはとらない」


カイがそう言って弓を放つ


「GYYYY!」


悲鳴が上がる

50メルほど奥に居たゴブリンの脳天に矢が刺さり、バタリと倒れるのが見えた

俺も目の前の木の枝をバサリと斬ると


バンッと大きな音がしてゴブリンの仕掛けた罠、網が上から落ちてくる


「な・・・!?」


「初めて入る森だけど、違和感はすぐわかる。もう少し進んでみようか」


そう言って驚くライアとサーシャを連れて森の奥に進んでいった


そして、100メルほど進んでみれば

まぁ、あるわあるわ、薬草が



「こりゃー凄いな!取り放題じゃないか!」


「ダメだよシュウ、ちゃんと残して置かないと」


「分かってるって!よっ、ほっ!」


ガインッ!

剣でゴブリンの盾を切りつける


「ちょ!おま、お前ら!サーシャ!頼む!」


「水と氷の精霊よ・・・ウィル・アクア・フリーズアロー!!」


氷の矢が飛び、ゴブリンに突き刺さってそのまま絶命させる


はい、ただ今ゴブリンの襲撃を受けております

その数およそ30匹…


あ、もうあと25匹になりましたね


俺達は薬草を採取しつつ、ゴブリンをなぎ倒す


「くそ!」


必死になりゴブリンに応対するライア


おっと、危ないな


落ちていた石を投げてライアに襲いかかろうとしていたゴブリンにぶつける


「GURY?!」


そのまま胴体に穴を開けて倒れるゴブリン


「なっ!?」


「んー、ちょっとうっとおしいな」


俺は魔力をポケットの中の短剣10本に込めて


「フロウ・ホーミング!」


狙いを付けたゴブリン全てに飛んでいき

全滅させた


「よっしゃ、薬草採ろうぜー!」


「いやちょっとまてぇー!?」


「なんだよライア。早く集めて帰ろうぜ?」


「おま、おまえら何なんだ!?てか、剣士じゃないじゃん!弓術じゃないじゃん!魔法ガンガン使ってるじゃん!?」


じゃんじゃんじゃんと煩いなぁ


「しかもゴブリンの巣ごと全滅させるとか、ありえない!危ない、いや、強すぎるだろう!?」


「だって、倒さないと採取しにくいだろう?なあカイ」


「そうだね。あ、シュウそこ、足元!」


「お!危ない踏むとこだったなー」


しゃがんで薬草をぷちんと摘み取る


「ライア、だめ、この2人、多分自分達の強さが、おかしいって自覚、ない」


サーシャが言った

いや、ある程度は自覚してますよ?手加減してますよ?


「うう・・・何なんだ・・・まるで銀・・いや、金くらい強いんじゃないか?」


「やだなあ、おだてたって何もないぜ?」


ため息をついたライアも諦めて薬草を摘み始めた


するとあたりの空気が一変する


急に鳥たちの声が消えて


バキッ


バキバキッ


見ると生い茂っていた木々が根を動かし、まるで生きている様に道を作った


一直線に開けた道の先には1本の巨大な樹がある

天然記念物って話の樹だろうか?


俺は迷いなくその道を進んだ


「お、おい!!危なくないのか?」


ライアとサーシャも着いてくる


カイはー、あ。気づいて着いてきた


樹の根本に来ると、バキバキと大樹が持ち上がりその根の部分が顕になる

そして小さなログハウスが現れて


ギィ・・・


ドアがひとりでに開いた


中に来いって事か


中に入ると、灯がついており1人の老婆が椅子に座っていた



「よぉ、婆さん。呼んだかい。」


俺は老婆に話しかけた


「ああ、呼んだとも、呼んだとも。表に巣食っていた小鬼共を退治してくれたね。ありがとうよ」


ニィ・・・と笑いながら言った


「まあついでだよ、ついで」


「分かってるよ、だけどね、アイツらはしつこいんだ。一匹二匹残しちまうとまた増えるでね、全て片付いたのは久々だね」


「そうか、で、何の用なんだ?なんか大層な結界の中に呼ばれているみたいだが?」


「ああ、お前さんの持っている霊草をちょっとばかし、少し分けてもらえないかと思ってね」


「え?れ、霊草!?」


サーシャが驚く


「いいよ。必要なのは薬草だけだからさ。霊草はついでにみかけて集めてただけだから」


俺は籠の中に入れていた霊草を取り出す


「ま、まさか・・・こんな、物があった、の?」


「なんだサーシャ、霊草って」


「ライア、知らな、いの?これ、万能薬、や、エリクサー、ハイポーション、の材料」


「は、はぁ!?どれも金貨で10枚はするやつじゃないか!?」


「まあ、あれば作れるって訳じゃないけどな。婆さん、これ位でいいか?」


俺は籠の中から不要な霊草を取り出して机に置いていく


「ああ、充分、充分だとも。まだ若いのに良い目をしているね、これだけ有ればまた暫く持つじゃろ」


そう言って婆さんは棚にその霊草をしまい込んだ


「ライア、霊草は、普通は、見えない。修行を積んだ、シーフや、聖教師とか、じゃない、と見つけること、叶わない」


「ほんとに何なんだ・・・お前達」


「ただの見習い冒険者、まだまだ見習いだよ。で、婆さんが魔女でいいのか?」


魔女、かつてこの森にいたという伝説がある


だからどう考えてもそうとしか思えない


「ああ、そう呼ばれていた事もあったねぇ」


「シュウ、ボクは今驚いているよ。この人は始まりの魔女の1人だね」


そう言ってカイは目を輝かせるが

なんだそりゃ?


「ほぉ!知っているかい。只者じゃないねぇ、どれ、霊草の礼にお前達に相応しい薬をやろう」


そう言って、魔女はまず、サーシャを見る

するとにこりと笑い


「ああ、苦労したね。呪いにかかっているね、だからそんな喋り方なんだ、ならこの薬をお飲み。次第に良くなるだろうよ」


サーシャは驚いていた表情をして、


そして涙を流した


そんなサーシャを見てライアは言った


「そんな・・サーシャの呪いが解けるのか!?」


「ふぇふぇ、造作もないよ。さて、次はアンタだ。なるほど、ライアと言ったね……アンタにはこの薬を贈ろうか、あんたらの妹が目が見えないんだろ。コレを飲ませたらたちどころに治るさ」


そう言って、コトリと瓶を置いた


言葉を失いふるふると震えて、ライアは大事にその小瓶を手に取って、泣いた


「へぇ、凄いな婆さん。で、俺には何をくれるんだ?」


「ふむ・・・あんた達2人にはこれだね」


コトリ、と見覚えのある小瓶を置いた

これはまさか・・・


いや、やめてくれ、マジか!!?


「解毒ポーション」


カイが呟いた


がくりと俺は膝をつく


「ふぇふぇふぇ、何が起こるか分かった様だね。面白い子達だね、避けれるかもしれないし、避けられないかもしれない。用心するんだね」


姫さんの毒キノコ鍋を食わされるのか!?


「シュウ、気を付けよう」


カイは諦めたように言った


「さあ、これで礼はしたよ。まあまた会うことがあるかもしれないが、気をつけておかえりよ」


「ああ、ありがとう婆さん。マジ気をつけるわ・・」


ライアとサーシャは、魔女にペコペコと頭を下げている

よっぽど嬉しかったらしい

俺もまあ、感謝してる。用心ができるからな!


「さあみんな、帰ろうぜ。じゃあな、魔女の婆さん!」


「テレポート!」


カイの唱えた魔法は、ラインフォードの城下町の外側へと指定されていた。



「やれやれ……あんな化物には初めて会ったよ……」


そこにぴょこんと小さなリスが入ってくる

リスが喋る


「未来、過去・・前世を見通すあんたがわからなかったの?」


「ああ、見ていたのかい?そうさね・・・あの二人は強すぎるようでね、特にカイと言った子は……良くもまあ人の体にあれほどの魂が宿ったね」


「それほど・・・まぁ私も見えなかったんだけどね。でもあの小さなウィザード・・ラインフォードの魔女のあんたとしては・・許したの?」


「全ての存在を見通すアンタも分からないかい、そうさね、あの子にはもう、罪はないと思ってね・・」


「ふふ・・・そうね・・・文字通り・・時代が違うのかもしれないわね」


そう言ってリスはそのまま朽ち果てて消えた



「ふぇふぇ・・時代ねぇ・・あれは本当に、神か・・何かだったのかね」


そう言って魔女はしまい込んだ霊草を取り出し、加工を始める


「さて、備えあれば憂いなしだよ。可愛いサーシャ・・あの子を守らないとね。それが私に出来る罪滅ぼしさ」


一体何が見えたのか、それは彼女だけが知る

だがそれはこれから先降りかかる災難に対しての備えなのは間違いがない



----------



「え・・?」


ラインフォード城下町の入り口付近にテレポートした4人

今の声はサーシャのものである


「テレ・・ポート?あり・・えない」


「わわあわ!な、すごい魔法じゃないか?一瞬で帰ってきたよ!?」


「一度行ったことある場所に行けるんだよ。まぁ、魔力の消費は半端ないんだけど。覚えたいなら教えるよ?」


そう言う、唱えたハズのカイはケロっとしている


「教えて、欲しい・・」


珍しく積極的になったサーシャだが、それも無理はない

失われた魔法「テレポート」

今では使用できるウィザードは世界で数える程もいないと言われている

これは使用するウィザードが行ったことがある場所にのみ移動できる

そんな魔法が覚えられるチャンスがあるのなら飛びつかないウィザードは居ないだろう


「いいよ、とりあえずギルド協会に報告に行ってからだね」


「いいなぁカイ・・俺もテレポート使えるのに・・・」


女性に頼られると嬉しいし、カッコいいんだよなー


俺達は冒険者ギルド協会にたどり着く

朝でて夜には帰ってこれた

やはり7日なんて要らなかったなー


そう思いながら扉を開ける


ああ、やっぱり目つき悪い冒険者が睨んでくるなあ

ライア曰く、グループに引き込むかどうかの品定めらしいが、生憎とグループなんてものに入る気は無い

組織に縛られるのは嫌だし


朝いた貴族の坊ちゃん冒険者見習い達は居なかった


受付嬢の前まで行くと


「ども、依頼完了したよ」


そう言って薬草が入った籠を渡す

いや、なんでそんな驚いているんだ?


「は、早いです!?ズルとかしてませんよね!?いや、しても損害が・・・いえ、そもそも買えないし・・・」


そうブツブツいいながら受付嬢は慣れた手つきで


「コホン、それではおめでとうございます。これが報奨になります」


そう言って金貨4枚を置いた


おお!?すげえ!!金貨初めて見た!

金貨1枚あれば、人間1人が一月は贅沢をして暮らせる

田舎ではほぼ流通していない


「あ、あと冒険者タグについてはまだ出来ていませんので明日また取りに来てくださいね」


「そういや、ズルって言ってたけど?」


しまった!みたいな顔をされてもな

聞き逃さないぜ


「あー、高価なとはいえ、薬草採取ですからね、買って持ってくる人もいるんですよ。でも買えば、4人分ですから……それこそ金貨4枚必要なんで」


なるほど、な。

金持ちなら使える手だな

朝の冒険者見習いが頭に浮かぶ


「まあそれでも依頼を達成できる冒険者に違いはないのですから、ちゃんと見習いから鉄の冒険者になれますけどね」


「あと、分かっているとは思いますが冒険者はお金がかかります。装備にしても、薬類にしても。だから金貨を手に入れても無駄遣いしない方が良いですよ」


それだけ言うと受付嬢のお姉さんは、それではまた明日と言って奥に引っ込んで行った


「待たせたな、ちゃんと報告してきたぜ。あとこれが報酬な1人1枚だ」


そう言って俺は3人に金貨を渡す


サーシャとライアが、俺に金貨1枚を返してきた


「ありがとう、シュウ。私達を連れて行ってくれて。カイと2人でも以来は達成できたのに、足でまといでしかなかっただろう?だからその、お礼だと思ってくれ」


そう言ったライアと、サーシャの目は真剣だ

受け取らないと納得しないだろうな


しかしなあ、4人以上でーみたいな依頼だったし。


俺が悩んでいると


「それに、魔女から貰ったこの薬、冒険者になろうとした理由の一つでもあって、これだけでももう金には変えられない……サーシャの薬などは恐らく値段すら付けられない程の物だ。だから、いいんだ。受け取ってくれ」


ライアとサーシャが頭を下げる


「はあ、分かったよ。そうだな、じゃあ皆で飲みにでも行くか!金はあるからな」


そう言って俺は受け取った金貨をピンッと指で弾いた





ごく、ごくっ!


「ぷはぁ、シュウ、これは美味いよ!美味いよョー!」


「カイ、お前大丈夫か?飲みすぎてんじゃないか?ちょ、やめろ!キスすんなよ!」


「いーじゃないかケチー。姫さんにはさせたろー?」


ええい!まさかカイがこんな事になるとは知らなかった!

酒飲むのは初めてだって言ってもヒドイな!


「ははは!いいね!もっとやれ!」


「ちょ、ライア煽るんじゃねぇ!止めてくれ!」


カイを引き離しつつ俺は叫んだ


「美味し、い」


俺達は今、あけぼの亭、俺達の泊まっている宿の酒場で飲んでいた。


まず、カイはマッハで酔ってやたら絡んでくる絡み酒

ライアはザルだ!だが笑い上戸でずっと笑ってる

サーシャはあまり飲めないので、チビチビと飲んでいたが普通に酔った様だ


「あー、しかし久々の酒はうめぇなー」


この世界に来て初めて飲む酒は美味かった

昔、ただ寝るためだけに飲んでいた酒とは全く違う

確かに、味は昔飲んだ方が美味いが


皆で飲む酒は、涙が出るくらいに美味かった


「むにゃ、シュウ」


あ。カイが寝たか。つか1杯しか飲んでないのになあ。

それを見たライアが立ち上がる


「あー、笑った笑った。さて、そろそろ寝るか」


「そういや、ライア達は何処に泊まってるんだ?」


「馬小屋だが?一月前にほとんど金がなくなってからは、馬小屋を借りてる」


うっわマジか女2人で馬小屋とかヤバいだろ


「あー、じゃあ今日は俺が奢るから宿にとまれよ。風呂にも入れるしな」


ひゅう、と口笛を吹いたライアは上機嫌で


「ありがたいね!シュウはいい奴だな!私が女なら惚れている所だ!」


「いやライア・・え?男だったのか!?」


こっそり何度か尻を触っちまったよ!


「女だが?ははは!冗談だよ、私みたいなのに惚れられたらたまったもんじゃないだろう」


はあ、冗談かよ

まあライアみたいな美人に惚れられるのは悪くないと思うぞ?

そう言うとライアは真っ赤な顔をした



今日は特別、良い部屋を借りた

寝込んでしまったカイを置いて俺はこの部屋専用の露天風呂に行く


部屋の向かいにある露天風呂だ。男女と入口が分かれているのだが、


一瞬女湯に入ろうとするが踏みとどまり、思い直して男湯に入る


「あー、良い湯だ」


うっすらと白んできている星空を見上げながら、さすがに飲みすぎたなーと思っていると


「シュウ、さん」


ふぉっ!?なんだあ!?

サーシャか!?


「わ、悪い!入ってたんだな!すぐ出るよ。ってあれ!?男湯だよね!?」


そこに湯気に隠れたサーシャが居た


「待って、シュウさん」


「あーっと、何だ?見てない、まだちゃんと見てないから大丈夫だ!」


思ったよりそのスレンダーな体には胸があった

殴られるのを覚悟する

サーシャに向けた背中に、柔らかい物が触れて


「本当に、ありがとう」


チュ


慌てている所に不意をつかれた

真っ赤になって、ぶくぶくと湯船に沈んでいく俺

相手にこられるのはほんと苦手なんだよ……



浮力に任せて、ゆっくりと浮き上がるとサーシャは風呂から出ていく所だった


あー、なんだ俺。モテ期か?うへへ


あ。男湯と女湯・・・違うのは入口だけかよ……


そして、その日俺達は遂に見習いから冒険者になった




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