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体育館をこっそり覗き見る

…やっぱりもう始まってる!


あ、そういえば

名前、まだ聞いてなかったや


ちらりと後ろを振り返ると、美人さんはまだ息を整えている


繋いだ手を軽く引くと、美人さんがこちらを見た

とりあえず、自己紹介からだよね!


「私、1年A組の八坂なずな!美人さんは?」


あれ、今度はキョトンとした顔されちゃった


そして何故だか噴き出した美人さんは、私に手を差し出した


「私は玖珂桔梗。同じクラスよ。宜しくね、なずな」


名は体を表すとはまさにこのこと…!

名前まで美人さんなんてすごいなぁ


なんてうっとりしていると、後ろから小さく声が飛んできた


「おい!お前ら、新入生か?とっくに式、始まってるぞ。さっさと自分のクラスに向かいなさい」


若い男の先生だ。

浅黒くてがっしりとしている

体育の先生かな?


入学式早々遅刻した生徒ってことで顔覚えられちゃったら恥ずかしいな


早く席に向かわなくっちゃ!


「すいません、今行きます!」


桔梗ちゃんの手を引いて端っこの方まで移動する


…心なしか周囲の視線が痛い

やっぱり入学式遅刻はまずったなぁ


そそくさと移動して桔梗ちゃんと別れる


そして、そーっと席に座った。


ちょっと失敗しちゃったけど、これからの高校生活、楽しみだなぁ!


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