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ふみちゃんととおるくん

あいまいな二人

作者: いとうさん

今日彼と普通に会話ができた。

悲しかった。

友達なんて嫌なの。

友達なんてきれいな関係、あなたと私にあてはめたくないの。

もっと照れて、熱く見つめてほしい。

なんとなくギクシャクする会話やぎこちない空気が、

あなたが私を思ってくれている証のような気がして、

それを頼りに私はうぬぼれることができたの。


今日彼と普通に挨拶ができた。

悲しかった。

もっと照れて、熱く見つめてほしい。

友達なんて嫌なの。

それともこのままがいいの?

あなたにまかせる。

私はいつだってOKなの。

まわりくどく探るのはやめて。

男でしょ。

一線を超えてきて。


私から超えてもいいの?

じゃあ今度は送ってほしいってわがまま言おう。

いつも迷惑かけたくなくて、

大丈夫って言ってしまうから。

そしたら私から手をつないで、じっとあなたの目を見るから、

そのときは迷わないでね。

私からの合図だから。


友達なんてキレイごと言わないで。

そんな表面的なこと、あなたと私の関係にあてはめたくないの。

もっといろんなところでつながって、

どろどろと溶けて、一体になって、あなたは私で、私はあなたで、

絶対的に重なりたいの。

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