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サマーマン。  作者: みつ


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 その日、

僕は自宅の自室にて、

1人、テレビを見ていた。


 国営チャンネルにて、

来週末、

このような番組を放送しますよ♪という、

その番組の5分ダイジェストを見る。

実際の番組は60分ほど、らしかった。


 その5分だけを

僕は、

見たのだが、

番組の内容は、

このようであった。


 日本国において、

農村って、まだ確かに、あり、

日本の山奥に、

その人達は、暮らしを続けていた…。

かつて、

日本の人達が、

リアルとして、そうだったように、

土着信仰…と、いうのだろうか…

自然の恵みに感謝して生き、

己が身体を動かして、

農作物を精根こめて、

育ててゆく…。

 スーパーマーケットが、

すぐ近くある…とかいう暮らしではない…というのも分かった。

長年、

その村の方々が取材を受けたドキュメンタリー番組で、あるそうだった。


 僕は、そこでテレビを消して、

目をつむり、

今ほど見た、

映像の余韻に浸る…。


 自身は、

現代において、

地方都市に住んでいる。

僕は、

もう、

己が電気用品使用が不自由なことや、

自給自足という生活を、

今から始める!などということを、

とうてい、

思い描けない…。


 ただ、

僕は己の人生を歩んでゆく中で、

変化したことも、あった。


 いつ何時も、

快適に暮らせるなら、暮らしたい!

という僕の根本は、

さほど、

変化していないかもしれないが、

日本の四季において、

己のスタンスは多少、柔軟に、

なったかもしれない…。


 夏には、ソーメン、


冬には、鍋焼きうどん、


僕の、

変化なんて、

そこに集約されることだけである。


  夏なら、

やっぱり半袖短パンで、

冬には、

服を着込む…。


そんなとこぐらいで、ある…。



 今、全く、そうでは、ない!…というわけではないのだが、

僕は若かりしころ、

他人から己の《見た目》を、

見られた時、

他人から見て、

己が、とても良いという《見た目》で、ありたい!と思うことに異様に執着した時期が、

あった。

それ自身、

過去の己が、悪かった…とは、

今も僕は思わない。


 見てくれ、どうのこうの、とか、

自身も他人も、

はなっから、全く気にしない人達は、いて、

要は、

僕が、

それに異様に執着して、

事実、なにかと、行動をした男である、

ということであった…。



 《古き良き、時代。》という言葉が、ある。


それを口にする人のニュアンスは、

分かる僕…。


 だが、

同時に思う…。

(本当に昔は、良い時代だったのか…?)と。


 どっち、つかずの、

話に、なるが、

僕が子供の頃、

僕の回りでは、

《生前、良い行いをした者は、

死後、天国に行けて、

そうでなかった者は、

地獄に行く。》ということが、

さかんに、囁かれていた…。


 今を生きる僕は、

それを、めっきり、

聞かなくなった…。



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