③真実の愛を引き裂き「君を愛することはない」と蔑ろにされるヒロインが、実は欲しがり妹?
前回、ピンクヒロインのモデルはカミラ夫人じゃないか? と書きました。
そうだと仮定すると、真実の愛(?)を引き裂く悪役令嬢はダイアナ元妃ということになります。
身分もカミラ夫人(当時は平民)より高い伯爵令嬢でした。
追放=離婚 処刑=パパラッチ(?)事故
婚姻中もチャールズ殿下(当時。以下敬称略)の不倫に苦しめられていたようなので、そこからテンプレの1つ"初夜に「君を愛することはない。俺には真に愛する人がいる」と言われる"が発生したのでは? と考えることができます。
これだけ見てるとダイアナ元妃がドアマットヒロインに感じますが、ある日トンでもない記事を見つけてしまいました。
なんとチャールズと元々交際していたのは、ダイアナ元妃の姉サラ氏だというのです!
あれ? これって"姉の婚約者を奪う妹"テンプレの原型じゃない?
記事を読んでいる限り無理に略奪した訳じゃなさそうなのでホッとしましたが、こうやって考えていくとよくあるテンプレとイギリス王室に共通点が多い気がします。
まあ結局チャールズとカミラ夫人は結婚されたので、あれが"真実の愛"なんでしょうか?
どちらにせよテンプレで使われる"真実の愛"は、不貞を正当化する言い訳として使われるワードですので、私の仮説が正しければ不誠実な人達への当て付けは成立してると思います。
さて、ちょっと話が反れるんですが、ネット記事に「カミラ夫人は魔性の女だ」と書かれていました。
個人の意見なんですが、私は「魔性の女は存在しない」派です。
男女は相性だと思うのです。あとタイミング。
本当か嘘かは知りませんが、楊貴妃はワキガで、玄宗皇帝はワキガフェチだったそうです。
楊貴妃と並んで世界3大美女と呼ばれるクレオパトラも、本当は美人じゃなかったけどビックリするくらい頭が良かったみたいです。
高岡早紀さんがネットに「魔性の女だ」と書かれてるのを見たことありますが、美人で色気があって気の回る女性は魔性じゃなくて「ハイスペックだからモテてるだけ」です。
恋愛感情は繁殖本能からくるものなので、優秀な遺伝子を持ってるだろう人に需要があるのは当たり前ですね。
殺人犯の木嶋佳苗も「魔性の女だ」と書かれてるのを見ましたが、あれはただの詐欺師ですね。
男性は女性にのめり込むと、良いところを見せたくて気前よく振る舞います。好きな人の前で格好つけたいのです。
要するに勝手に貢ぐので、騙して殺す必要ないわけです。
誰からも溺愛されなかったから有罪になったのに、それが魔性? うーん?
まあ、そういうわけで(?)横道にそれましたが「真実の愛は相性とタイミングが良かっただけで、自己犠牲を伴うような純愛ではない! 魔性の女なんぞいない!」ということです。
タイトルと結論が解離したのは、ご愛嬌で☆